鬼頭郁子のダイアリー

11月10日(木)金沢の東急ホテルで、「テーブルコーディネートセミナー&ランチ会」を開催しました

11月10日(木)金沢の東急ホテルで、「テーブルコーディネートセミナー&ランチ会」を開催しました。

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アビランドの食器と繊細で優美なバラと、ロマンティックなテーブルのデモンストレーションをご覧いただき、おもてなしのセッティングのポイントや、すぐに真似できるデコレーションのアイディアをご提案させて頂きました。
テーブルコーディネートのデモンストレーションは、はじめてという方が多く、楽しんで頂けたようで嬉しかったです。

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そして、金沢らしく、鏑木商舗さん http://kaburaki.jp/の素晴らしい九谷焼と、アビランドを使って和モダンなテーブルを作りました。

会場には、金沢でのテーブルコーディネートディプロマ1期生と、既に金沢と東京で活躍中の早川由紀さん、北海道支部長の梅本光代先生のテーブル作品が加わり、華やかな会になりました。

 

金沢在住の、近江京香さんは、輪島漆器を使って、豪華なお正月のテーブル。
金沢らしく、水引が飾られていました。

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早川由紀先生は、チーズプラトーの飾り方のプチセミナーもして下さり、わかりやすく好評でした。

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ホームページをご覧になって、福井、富山から来てくださった中に、九州の方も。。。。
北海道から、梅本先生も参加なので、日本の北と南からです!
セミナーの後のランチを召し上がっていただきながら、はじめて会った方々も、各テーブルとも
おしゃべりに花が咲いていました。

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富山で、お花の教室を開いされている杉野さんは、アメリカ生活も長かったので、レノックスを使って、サンクスギビングのテーブルです。ご友人や、生徒さんもおおぜいお連れくださいました。

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富山でお料理教室を開いている畠山順子さんは、シノワズリーのテーブル。
中国菓子を添えて、ピンクのブリッジがキュートです。

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小松と金沢で、ネイビーブルーというお花屋さんをされている丹波久美さんは、バレエの白鳥の湖をイメージしたというテーブル。

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梅本先生も、お嬢様が7年前に、金沢の方とご結婚されたので、ちょうど良い機会と札幌から参加です。以前、パリ研修にご一緒したマキちゃん。受付をお手伝い下さいました。

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合計で43名のセミナー&ランチ会。はじめての金沢イベントでしたが、楽しく終わりました。

 

金沢は、今までしまっておいた「フォイユドール・プラチナ」のスープ皿でセッティングしたのですが、あんなに忘れ物チェックをしたのに、スプーンを忘れてきてしまいました。

そして、スプーンだけでなく、コートを着忘れて来てしまいました。

汐留の地下の車寄せからタクシーで東京駅。そして新幹線に乗ったので、冷え込む金沢に着いて、コートが無い事に気づき唖然。

凍えながら、金沢で、慌てて冬コート買いました。

 

打ち上げは、片町の「山下」さん。
富山新湊からの甘~いカニ&香箱ガニも最高でした。

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心地よい疲れでしたが、美味しくって幸せ~。
来年の作品展に、夢が広がりました。

来年2月には、再び金沢にて、花・芸術文化協会認定「テーブルコーディネートディプロマ冬季集中講座」を開催します。
全4日 講座3日+ディプロマ終了授与・食事会&プロトコール・食卓芸術を含む」【定員8名】です。

テーブルコーディネートにご興味がある方、ぜひご参加下さい。

 

1月29日からの東京ドームの「テーブルウェアフェスティバル」では、「美しき器たちーハンドメイドの世界」でロシアの食器メーカーの「インペリアル ポーセレン」さんのテーブルを作ります。
早くも、もう打ち合わせも完了。ラフ画も上がり、壁紙の色も決まりました。

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そして、今回は協会の先生方とサロンセミナーをさせていただきます。
講師は、お料理&お菓子 をさきこ先生と菜々子先生。
お花は松岡先生、杉野先生、レイナ先生、千恵子先生です。
こちらは、これから楽しく打ち合わせです。
2月3日(金)14時からの1時間30分です。また、詳細をアップさせていただきます。

ベルエポックの時代と、その時に生まれたアールヌーヴォー様式

今月の「西洋美術史とテーブルデコレーション講座」のテーマは、ベルエポックの時代と、その時に生まれたアールヌーヴォー様式でした。
最後のレッスンでしたので、新しく移転オープンされた恵比寿の「アムール」さんでランチ付きのレッスンでした。
今回の村松先生のレクチャーに合わせて、テーブルのお花を作りました。
アールヌーヴォー時代はつる性の植物で、弧を描いたアレンジメントとランの花が人気でしたので、グリーンのデンファレを使いました。
テーブルは、アネモネがモチーフのクリストフルの「ベル エポック」シリーズ。

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皆様、ベル エポックのテーマに合わせて、「華麗なるギャツビー」のイメージでおしゃれしてきてくださいました。
とても、華やか!

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皆様、ベル エポックのテーマに合わせて、「華麗なるギャツビー」のイメージで
おしゃれしてきてくださいました。
とても、華やか!

 

昔から、私は、呼び込む力が強いらしく、願えば叶うので・・・・村松先生を呼び込んでしまったようで、村松先生は、自分の時間が減って、よけい忙しくさせてしまいました。
これからも、いろいろな形で、ご一緒させていただきたいと思います思います。
http://www.salon-de-tresmignon.com/index.html
そして、毎回、講座に合わせて「クグロフ」「オペラ」などのお菓子をご用意くださったさき子先生、美しい写真を撮って下さった千恵子さん、まゆみん。
本当にありがとうございました。

 

春から始まったこの講座では、村松先生が選ばれた絵画が毎回、たくさんご紹介されるのですが、最後の講座の最後の絵画がシャガールの「私と村」でした。

高校の時に美術部で、油絵を描いていた私にはとても思い出深い絵でした。
美術部顧問の先生は、事あるごとに「初心者は模写が大事」
「好き勝手に書いてはいけない、とにかく模写をしなさい。」とおっしゃる先生でしたので、その頃好きだったシャガールを、ただ真似して描いていました。
それは、今、私がお花のレッスンの時に、お伝えする事と同じです。
「お花も最初から初心者が、好き勝手に感覚でいけない方が良いですよ。とにかく、お花の技術が優れた作品を、基礎から真似ること。素敵だと思う色合いを、花材を真似る事が大切です」とお話しします。絵も、花もただ、自分が好きなように好き勝手に作るのでは、技術も感性も伸びません。
そうして、模写だけをしていた後、文化祭に出すために書いたのは、今回、村松先生が選ばれたシャガールの「私と村」の構図を真似た「私と橋」とタイトルをつけた作品でした。
夏休みにアメリカにはホームスティした楽しい思い出を、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッチに乗せて描きました。

今回の村松先生の講義の最後で、高校生の時の自分からこれまでが走馬灯のように思い返され、クリストフルやラリックなどの仕事も思い出し、今の自分のこの時間に全てが繋がったように思いました。とても、不思議な時間でした。

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「アムール」の後藤シェフのお料理も、絵画のような美しさでした。ぜひ、移転リニューアルされた「アムール」さんへ。
http://www.amourtokyojapan.com/

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またいつか、この講座の続きができたら嬉しいです。
ご参加の皆様、また華やかに盛り上げてくださった「ギャツビーシスターズ」にも、感謝です。

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ありがとうございました。

琵琶湖で、和バラを使ったお花のレッスンをしました

琵琶湖で、和バラを使ったお花のレッスンをしました。
主催してくださったのは、お花の生徒さんであり、滋賀県で紅茶のお教室を
されているモリス先生こと森ゆきこさんと植田あけみさんです。

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会場は、エクシブ琵琶湖。
朝、市場に行きブーケの土台になるような、枝ものや葉物、実物を仕入れて、アシスタントのやっちゃんと、18人分のブーケが、入る花瓶を積んで、夜遅くに車でエクシブ琵琶湖に到着。
チェックインして、滋賀県の「ローズファームケイジ」さんから届いたバラを水揚げしました。http://www.rosefarm-keiji.net/ バラの名前も、環。友禅、美咲など、和の名前がつけられています。
和ばらの作出者、國枝啓司さんの繊細なバラの甘い香りが、部屋中に漂いました。

ケイジさんの和バラは、茎が華奢でしなるので、初めてブーケを作る方には難しく
最初にたくさんの種類のグリーンで、スパイラルブーケを作り、その中に、和バラを刺していくようにしました。

レッスンの後は、レストランでランチ。
初めてお会いした方ばかりでしたが、楽しいおしゃべりに時間が経つのも忘れそうでした。

レッスンの後は、モリスさんの車で琵琶湖を半周して、神様が棲むと言う竹生島が正面に見える、「ロテル デュ ラク」さんへディナーに行きました。
さすが、竹生島は、パワースポットと言われるだけあって、とても神秘的なオーラ!

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車が到着して、名前を言うと広い門が開き、中に続く道を走ってホテルへ。
世界のラグジュアリー・スモール ホテルにも選ばれているホテルで、4万坪という広大な敷地。コテージや、スイートルームもご案内して頂きました。

 

http://www.lhotel-du-lac.com/

そして、豪快なグランピング ディナー。
近江牛とロブスターです。

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今度は、お泊りでゆっくり来たいです。
モリスさん、あけみさん、初めての、滋賀県でのレッスン、いろいろ、ありがとうございました。

さて、苦楽園でのディプロマコースも、11月17日18日が最後のレッスンです。
お花とテーブルを合わせて、5年間で100名近くの修了生が出ました。
新たにサロンを開かれた方も、ご自身の教室にテーブルコーディネイトを取り入れられた方もいらっしゃいます。
これで、関西でのディプロマコースは終了ですが、2017年からはテーブルのブラッシュアップレッスン、サロン主宰者としての「自己の教室のブランディング」のサポートやフォローに尽くしたいと思います。
先月は、岡田裕子さんと、原ちゃんがアシスタントしてくれました。(写真は、金曜日のクラスです)
12月15日のラ・スィートでのセミナー&クリスマス会では、ディプロマ修了生の作品も飾ります。

 

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12月15日の詳細も、ホテルの公式ホームページにアップされました。
ホテルイベントなので、どなたでも、ご参加いただけます。
どうぞよろしくお願いします。

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https://www.l-s.jp/event/detail.php?id=912

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