鬼頭郁子のダイアリー
リモージュ磁器アビランドHAVILANDとフランス紅茶 ニナス・マリーアントワネット様とイベントを開催
ペニンシュラ東京にて、【Versillers Royality meets Japan Craftsmanship】をテーマに、 私どもリモージュ磁器アビランドHAVILANDとフランス紅茶 ニナス・マリーアントワネット様とイベントを開催させて頂きました。
ニナス・マリーアントワネットは、1672年創業のエッセンシャルオイルの会社「ラ・ディスティルリー・フレール」を前身とし、マリー・アントワネットに香水の原料を提供していたと言う、王妃と縁のあるブランドです。
マリーアントワネットが漆器をコレクションしていた事から、 1661年創業、京都老舗漆器「象彦」10代 西村彦兵衛様が、ベルサイユ宮殿所蔵級、いえそれ以上の漆器をお持ち下さいました。普通なら美術館で拝見するような、雲錦八角喰籠や道具入れ、紅葉の棗は、一瞬にして心を奪われました。また、マリーアントワネットのコレクションにもある鶏の香合は、首を傾げた顔がなんとも愛らしく。。。
なぜ、これ程までに、ベルサイユの王侯貴族に漆器が好まれたのか。などをお話頂きました。
この日のために、ご用意頂いたペニンシュラ東京のお菓子も、抹茶を練り込んだり、どら焼きもあり、日仏融合のスペシャルヴァージョンでした。
紅茶はベルサイユ「王の菜園」のバラとリンゴのアロマが入った「ニナス・マリーアントワネット オリジナルティー」です。
アビランドのロココ調の「ルーブシェンヌ」と合わせて、ニナスと御前による抹茶「GOZEN」もお楽しみ頂きました。
お点前は武内めぐみ様。
また、サプライズでニナス所蔵のマリー・アントワネットの時計コレクションの一つが披露されました。
クラフトマンシップ、そして芸術品を愛したマリー・アントワネット縁の逸品は、永遠の輝きを放ちます。
最後に光栄な事に、芸術と文化を通じて職人精神と女性たちの活躍の推進に力を注ぐ活動に「ファム・デュ・モンド アワード」を頂きました。
http://www.femmes-monde.com/ja/
私が理事長をつとめる一般社団法人「花・芸術文化協会」花や食卓を通じて、その文化を次の世代に伝えたり、自分達の出来る力で社会貢献などの活動もしています。
その精神が認められたようで、嬉しいです。
花・芸術文化協会
https://atfweb.org
ニナス様、象彦様、また、お越し下さいました皆さま、本当にありがとうございました。
マイセンを使ってのテーブルコーディネート
ドイツ観光局さまから、ドイツ磁器ブランド マイセンを使ってのテーブルコーディネートのお仕事がありました。
テーマは白鳥のノイシュヴァンシュタイン城とバイエルンの森。
使用した食器は、オリジナルは、世界3大ディナーセットの一つと言われる「スワンサーヴィスセット」です。
ザクセンの財務大臣だったブリュール伯爵の注文で制作された、スワンが立体的に表現された白磁のお皿です
グラスは、テレジアンタールのレーマーグラス。
突起した丸い粒々は、カトラリーを使う前は手で食べていたため、グラスが滑って落ちないように、滑り止めとなっていたそうです。
会場だった白金台の八芳園のお庭も紅葉が綺麗でした。
そして、春に名古屋にてフラワーギフト講座をご受講された生徒さまの、初の商品作りがありました。
コラボは個性的なハンドメイドのオリジナルキャンドル。
今回は商品に合わせて、ドライフラワー でギフトセットを作りました。
ラッピングや商品スタイリング撮影など完了して、1月から雑誌の通販サイトで販売開始です。
コロナ禍でレッスンが出来ない時に、新事業として立ち上げた「フラワーギフト カノン」
https://flower-gift.musee.co.jp
デザイナーさんが育って来て、嬉しいです。
アーティフィシャルフラワーディプロマ講座(全6回)カノンギフト講座(全2回)も行なっています。
詳しくはお問合せください。
【東京】フラワーギフト販売集中講座
10月レッスン「食卓芸術と食卓の歴史」が終わりました
10月レッスンの「食卓芸術と食卓の歴史」が終わりました。
今月はランチの盛り付けも宮廷風にしてみました。
サーモンの前菜。
鴨には勝沼で頂いた「カイジ」でコテコテに盛り付けました。
今、私たちがフレンチレストランで頂く、前菜から一品づつ厨房で盛り付けられてくるスタイルはロシア式で、フランスでは、お料理は豪華に盛り付けられて、個々に取り分けるスタイルでした。
歴史を知ると色々な成り立ちが見えてきます。
そして、フランス研修旅行の貴族のお城で学んだテーブルマナーをお話しさせて頂きました。
それは、想像と全く異なっています。
「お食事をする時に一番大切なこと」とは、マナーの本質であり、日常生活にいかせる奥深い内容でした。
毎回、素晴らしい経験で楽しかったフランス研修旅行
ですが、ついに4年ぶりに来年の6月末か7月初旬に開催します。
これから計画を進めてまいります。ご縁があり、また「魅力溢れたエクスペリエンス」が盛り沢山になりそうです。ただ今、打ち合わせ中。
またお知らせいたしますね。