鬼頭郁子のダイアリー

7月の花レッスン

暑い毎日ですね。
7月名古屋の花レッスンでは、ドライフラワーになる花を使ってコサージュを作り、バスケットに飾りました。

ワイヤリングやテーピングの基本レッスンです。

ディプロマ習得授与の方がお2人いらしたので、レッスン後に、楽しくオーベルジュドリルさんでお祝いランチ。

8月はお休みですが、次の9月からは、ディプロマ習得可能のコースがスタートします。

次回の9月レッスンは、旅をする様に「フランスの花とテーブルを楽しむ」ランチ付きレッスンです。

9月15日(木) 
10時30分スタート
場所 エルダンジュ名古屋駅店(名駅南4-1-3)TEL:052-551-8155

まるで花畑から摘んだ花を、そのまま花瓶に挿したような、エアリーでナチュラルなコンポジションです。
今、パリでは、オアシスを使わずに花留めでの花瓶いけが主流です。

秋の訪れを花から感じてください。

フレンチカントリーなテーブルコーディネートで、おしゃれな花の飾り方もデモンストレーションします。

受講代 11,000円税込み(フラワーレッスン7500円+ランチ3500円)
定員 20名様

ぜひ、お待ちしてます。

7月7日は、六本木のマダムシャンパーニュさま主催の七夕シャンパーニュ会にて、私はホームパーティーでのセッティングとお話を、ワインの先生からはシャンパーニュを使ったカクテルのご紹介がありました。

いつもながらの贅沢なシャンパーニュ会 テラスでの夜景も綺麗でした。

アシスタントはテーブルコーディネート認定教室の内田千洋ちゃん 
お手伝いありがとうございました。
マダム シャンパーニュさま、お越し下さいました皆さま、ありがとうございました。

「ルイ15世の寵妃 ポンパドール夫人」のレッスンが終わりました。

「フランス食卓芸術を楽しく学ぶ講座」の「ルイ15世の寵妃 ポンパドール夫人」のレッスンが終わりました。

既婚者が王の寵愛を受け、かかる費用は国から支出として認められ、重要な廷臣として政治にも参画も可能と言う「公妾」としての制度は日本人には理解しがたい物がありますが。。。

ルイ15世のために、自らセーブル磁器のプロモーションをして、その利益で、内外に向けての「おもてなし晩餐会」を開催していたことは、興味深いものです。

また、その頃の生活スタイルや工芸品などを紐解きながら、ポンパドール夫人のレシピ本からのお料理を、ロココな花と食卓でお楽しみ頂きました。

プレゼンテーションプレートにはこちらの浅い緑みのブルーを選びました。「ブルー・ポルスレーヌ」と言われるこの色は、磁器が中国 景徳鎮からの輸入であったため、その情景を込めて珍重したブルーだそうです。
1756年セーブル王立製作所で、磁器作りに成功した時は、どんなに嬉しかった事でしょう。
こちらはセーブルではありませんが、金彩の美しいロココ調の磁器です。

テーブルコーディネートはポンパドゥール夫人の好きな、ピンクとブルーでコーディネート。

カトラリーが逆さに置いてあるのは、「貴方にナイフを向ける事は決してありません」沢山の外交でのおもてなしに、敵意が無いと言うポンパドゥール夫人の心の証だったとか。。

ランチメニュー
mousse de colin sur crèmes de courgettes allumées, basilic
白身魚とズッキーニ、バジルのムース

saint jacues aux petits oignons caramelises,fondue de poireaux
帆立と小玉ねぎのソテー、ポワローのキャラメリゼソース

lentilles van loo a lorientale
レンズ豆のサラダオリエンタル

laper alexandrine a la moutarde
マスタード風味の鶏のガランティーヌ アレクサンドラン

blanc-manger aux petales de roses des jardins de Choisy
ショワジーの庭園 バラのブラマンジェ

レシピ本を完全再現して頂きましたお料理は、二階堂多香子先生にお作り頂きました。

二階堂先生、ご参加の皆様、ありがとうございました。

マイセンのイベントにて

磁器ブランド マイセンさんとのイベントにて【ヨーロッパ磁器の歴史とマイセンについて】のお話しをさせて頂きました。

テーブルコーディネーターとしてまだ、キャリアが浅い頃、マイセンさんから百貨店の「マイセン展」のセミナーのご依頼を頂き、皆様の前でマイセンを語るには、余りにも自信が無さ過ぎて、弾丸で、ドイツのマイセンの工房まで見学に伺った事を懐かしく思い出します。

また学び返すと、ヨーロッパで初めて磁器作りに成功したマイセンの最高峰たる所以が理解出来ます。

マイセン日本代理店の山内社長からのご挨拶の後、ドイツバロックの最高傑作と言われているスワンサーヴィングセットを使ってランチをしました。
アウグスト強王の宮廷から続く歴史的なサーヴィングセットは、葦を抜けて泳ぐ二羽の白鳥のレリーフ。

マイセンで頂くドイツハーブ料理で優雅なひと時でした。

国とかブランドとか関係なく、職人さんが作る生活の為の芸術品や伝統をもっと皆様に知って頂きたいですね。

今月のお花のレッスンは、好きなお花をお選ぶ頂き、好きなアンティークのガラス花器にお花をいけて頂くレッスンでしたので、教室にはお花がいっぱい。

この日は、マイセン磁器にもお花いけました。

シンプルなフォルムに蝶々が可愛い。
雨降りに、蝶々が雨宿りのイメージでアレンジしました。

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