鬼頭郁子のダイアリー
毎年恒例のシャンパーニュ地方への旅
毎年恒例のシャンパーニュ地方の旅。まずは空港から、専用車でランスへ。
ホテルにチェックインしてから軽く街を散策してお夕飯にブラッスリーに入りました。
やはり、シャンパーニュに来たので、まずはシャンパーニュで乾杯。

フランス到着日で疲れているので、オニオングラタンスープとサラダをいただきました。
次の日は朝から、1760年創業のシャンパーニュメゾン ランソンさんへ。
早くけらイギリスに輸出し、バッキンガム宮殿に納品。イギリス王室にも愛されたシャンパーニュです。

まずはカーヴ見学。
その後、本格的な試飲会をして頂きました。
こちらの、ランソンさんに関してはまた、詳しくアップさせて頂きます。


ランスでは貴族の邸宅のようなオーベルジュ「レ・クレイエール」へ
Les Crayères
こちらのにはミシュラン星付きレストラン「Le Parc」がありますが、今回はブラッスリーの「LE JARDIN」でランチ。
そして、ランチ後は内装も優美な「バー・ラ・ロトンデ」
秋色に色づいたお庭を眺めてのひとときを楽しみました。

またゴシック建築の傑作 世界遺産のノートルダム大聖堂へ。
歴代フランス国王の戴冠式が行われた場所でもあり、フランス史における要所でもあります。
ランス大聖堂の外、広場の一角には、シャルル7世の戴冠を導いたジャンヌ・ダルクの騎馬像もあります。

そして、今年の本ツアー。
皆様揃っての【バスク地方の旅】がスタート。
こちらは次回アップさせて頂きます。
2025年フランスツアーが終わりました
2025年フランスツアーが終わりました。
バスク美食の旅
参加者全員がケガも事故もなく無事に終えることができました。
毎日食べて、飲んで、笑って。本当に楽しい旅となりました。
心から感謝です。


宮殿ホテルから始まり、バスク料理レッスン、バル巡り、そして三ツ星レストラン、最後は遊園地まで!振り幅の広いバスク旅でした。
また、ゆっくりとアップさせていただきます。
さて、フランスツアーの前ですが、「ポンパドゥール夫人のアール・ド・ヴィーヴルに倣うサロン・シャンパーニュ会」を、2日間にわたり成城のローズルーム様で開催させていただきました。
@roseroom.rose

シャンパーニュとヴェルサイユの歴史を紐解きながら、ポンパドゥール夫人の御用達であったモエ・エ・シャンドン、そして宮廷でも愛されたルイ・ロデレールなどを味わいました。

アビランドの器に盛られたテリーヌは、ミキティ先生によるもの。
ポンパドゥール夫人をオマージュした可憐なピンクのテリーヌは、見た目の華やかさはもちろん、しっかりとした出汁の旨味が感じられ、シャンパーニュにもよく会いました。
ポンパドゥール夫人は、政治や芸術、文化の発展にも大きく貢献した女性。
商人の家に生まれながらも、努力によって知識と教養を身につけ、磨かれた美意識と洗練されたコミニケーション力でルイ15世や周りの信頼を得ました。
彼女のように、敵を味方に変えながら自らの道を切り開くセンスとタフさは、現代を生きる私たちにとっても魅力的な女性ですね。
次回の「サロン・シャンパーニュ会」は、来年も開催予定です。
歴史と文化を味わう時間を、また皆さまとご一緒できますように。
マリー・アントワネットをテーマにしたランチ会
青山の「ブノワ byアラン・デュカス」で、フランス菓子研究家の大森由紀子先生とのマリー・アントワネットをテーマにしたランチ会でした。


ご著書『マリー・アントワネットのお菓子』を通じての大森先生の講演は、マリー・アントワネットからしばしば話題が脱線しても、最後には必ずマリー・アントワネットへと鮮やかに結びつけられ、そのたびに場を沸かせていらっしゃいました。
私はマリー・アントワネットの矢車草の食器を使ってコーディネート。花・芸術文化協会の花やテーブルコーディネート認定校や、今月ディプロマを習得された生徒様がマリーアントワネットをテーマに、ブノワさんの個室を彩ってくれました。



愛らしい壁紙の可愛お部屋にぴったりで、多くのお客様にご覧いただけて、華やかな18世紀の世界を巡るひとときでした。

大森由紀子先生
ブノワ byアラン・デュカス様
ルプレジール様
ご参加の皆様、ありがとうございました。
