鬼頭郁子のダイアリー
パヴォーネ主催プライベートディナーコンサートにて、テーブル装花を担当
アンダーズ東京でのパヴォーネ様主催プライベートディナーコンサートにて、テーブル装花を担当させていただきました。

「東京2020 パラリンピック閉会式」の大トリを務められたピアニスト 西川悟平氏。
難病を克服「7本の指で奏でる奇跡の音楽家」として世界中の心を動かす演奏は、胸の奥に深く響きました。

本イベントは、国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所)支援イベントで参加費の一部が寄付されました。
小柳編集長の働きかけで、私たちが作ったテーブル装花をゲストの皆様がご購入くださり、その売り上げが想像以上の高額となり驚きました。
写真は、パヴォーネ 小柳編集長を囲んで。

写真は、国連UNICR協会事務局長の川合雅幸氏と。
音楽と想いがひとつになり、難民支援への温かい協力に満ちた特別な一夜でした。
この場に関わらせていただけたことに、心から感謝します。

今年のドレスもレイビンちゃんのお見立てでSHIATZY CHEN
今年を締めくくるクリスマスの素敵なイベントとなりました。
バスク旅行のアップが途中になりましたが、続きはまたお正月明けに!
皆様、今年も色々とありがとうございました。
よい新年をお迎えください。素晴らしい2026年になりますように、お祈り申し上げます。
バスク旅の続き 2日目はサン=ジャン=ピエ=ド=ポールへ
バスク旅の続きです。
バスク2日目はサン=ジャン=ピエ=ド=ポール(Saint-Jean-Pied-de-Port)へ。
フランスのピレネー山脈の麓に位置する小さな城塞都市で、サンティアゴ巡礼のフランス人の道の公式出発点として世界的に知られています。

街の中心には巡礼者オフィスがあり、クレデンシャル(巡礼手帳)の発行やルートのアドバイスを受けられます。
赤い石造りの家並み、城壁に囲まれた旧市街、静かに流れるナヴァール川が特徴的で、
小さいながらも、中世の雰囲気が色濃く残る大変美しい町です。
旅の安全を願う協会があり、私のこの旅行が楽しく無事に過ごせるようにお祈りしました。

次に訪ねたのはEspeletteエスプレット。「ピマン・デスプレット(Piment d’Espelette)」というマイルドで風味豊かな唐辛子の産地として有名な村です。
村の家々の壁には真っ赤な唐辛子が吊るされ、その独特の景観と唐辛子を使った料理がいただけます。

唐辛子を使った調味料も沢山売られていました。
唐辛子入りのチョコレートも購入しました。
マイルドな物もあると思いますが、私が購入したチョコレートはけっこう辛かったです。
ランチは、バスク地方の大西洋岸にほど近い、のどかな山あいに佇む「オーベルジュ・バスク(L’Auberge Basque)」で!

セドリック・ベシャード氏がオーナーシェフを務めるルレエシャトー加盟の小さなホテル兼レストランで、ミシュラン一つ星 です。

アラン・デュカス氏にその才能を見出され、かつてはパリの五つ星ホテルで厨房を任されていたというベシャード氏。
ここでは、バスクの豊かな食材を生かした独創的で温かみのある料理が楽しめます。
優しい笑顔とともに振る舞われる一皿一皿に、心まで満たされるひととき。
おしゃれな客室を見学させて頂きました。
また、自然豊かなお庭なども散策させて頂き、ゆったりとした時間に皆さま、大喜びでした。

午後はサン・ジャン・ド・リュズへ。
1660年、太陽王ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズの結婚式が行われた教会へ。

『サン・ジャン・バティスト教会』は小さいながらも厳かでした。
そして、この結婚式に引き出物として提供されたと言う歴史あるマカロンを買いに、【Maison Adam メゾン・アダム】へ。

いまも当時のレシピそのままに作られています。
表面は軽くサクッと、中はしっとり柔らか。上品な甘さとアーモンドの豊かな風味が広がる、素朴ながらも味わい深い一品です。
華やかな現代のマカロンとは違いますが、むしろこちらの素朴さに惹かれます。
ルイ14世の母とマリー・テレーズがムッシュ・アダムのマカロンを気に入り、ロザリオを授けたという逸話も残っているそうです。

こちらは、結婚式のために、ルイ14世が宿泊した館。
港町サン・ジャン・ド・リュズの美しい街並みをそぞろ歩き、テーブルレッスン用にバスク織のテーブルクロスも購入しました。
【ボレロ】の作曲家モーリス・ラヴェル生誕の家もありました。

バスク旅、まだまだ続きます。
汐留教室では、ただ今、クリスマスレッスンの真っ最中。

街のクリスマスイルミネーションも美しいですね。
寒くなりましたので、風邪などひかないように暖かくしてお過ごしください。
フランス研修旅行【バスク美食の旅】
フランス研修旅行【バスク美食の旅】
パリ オルリー空港から、フランスバスク ビアリッツ空港へ。
専用車で、まずは、フランスチョコレート発祥の地として知られるバイヨンヌへ。
ポール・ヌフ通りは「チョコレート通り」とも呼ばれ、歴史あるショコラトリーが並びます。
その中のひとつ アトリエ・ドゥ・ショコラ(L’Atelier du Chocolat) を訪れ、工房見学とともに産地別カカオの食べ比べ体験をしました。

ランチは街中のカフェで!
バスク地方の速成塩漬けにしたソーセージ チストラをいただきました。
この地方のエスペレット(唐辛子)で味付けし、明るい赤色のちょっとピリッとしたソーセージで、ビールにピッタリで美味しかったです。

夜はビアリッツの宿泊ホテル近くの人気シーフードレストランで、海の幸の盛り合わせや、パエリア。
そして、バスクワイン。

ビアリッツの海の幸は濃厚で絶品!
ツアー初参加の方々も、美味しい食事を通じて、緊張されていた心がほぐれた様子で、すっかり打ち解けていらっしゃいました。
バスクのワイン イルレギ(irouleguy)も美味しく、やっぱり旅の醍醐味は、人も味も「出会い」ですね。

こちらは、唯一無二!感動のホテルでした。
@hoteldupalais
ルーブル美術館で王冠を盗まれた、ナポレオン三世と皇妃ウジェニーの別荘として建てられた宮殿でした。
こちらのホテルについてはまた、ゆっくりと!
バスクの旅行記は続きます。
さて、フランスから帰ってすぐに、六本木ヒルズ51階にて、「クラブ・ド・フルール」第3期の体験レッスンを開催いたしました。
フランスのトップフローリスト セリーヌ・ジョウブさん によるテーブルアレンジでした。
九州や四国からもご参加くださり、皆さま、夢中になってアレンジを制作され、完成の瞬間には、思い切り笑顔があふれていました。

花の専門誌『ベストフラワーアレンジメント』の水谷編集長にもお越しいただき、和やかな雰囲気の中、美味しいランチとともに楽しいひとときを過ごしました。

今年の第3期生は27名となりました。
これから1年間、花のある時間をご一緒しましょう!