鬼頭郁子のダイアリー

夏休みも終わり9月レッスンがスタートします

夏休みも終わり9月レッスンがスタートします。
今年は、5月に虎ノ門にあるホテル アンダーズ東京にての娘の結婚披露宴でブーケを作る夢が叶い、その後力が抜けて、8月は長い夏休みを取りました。

娘のリクエストはとにかく「シンプル」
挙式は白いシャクヤクだけね。お色直しは、さらっと青系の野の花をただ束ねるだけ。
指輪用のリングピローも、白いスプレーバラだけにしてと。。。

「そんなにシンプルでいいの?」と思いつつ、ウェルカムの花と披露宴入場のブーケには、少しだけピンクを入れて可愛くさせてもらいました。

会場装花もアンダーズさんに、「グリーンいっぱい、野の花で飾って下さい」と依頼したそうで、娘らしいイメージでした。

幸せそうな笑顔と花嫁の手紙に、パパも祖父も大号泣!
料理の動画サイト会社に転職し、最近はシンプルなおつまみごはんのインスタも始めた娘。
@kito_anna_recipe
#つまみごはん

 

このまま素直で伸びやかに、愛する人と真っ直ぐ歩んでいってほしいと願っています。

 

「シノワズリーなテーブルで楽しむ中国酒と薬膳のおつまみ」を開催しました

夏の養生薬膳おつまみをテーマに、
【シノワズリーなテーブルで楽しむ中国酒と薬膳のおつまみ】を開催いたしました。

毎回ご好評をいただいている本講座。今回は特に「夏の暑さに負けない身体づくり」を目的に、“養生”の大切さを改めて感じていただける内容となりました。まさに、医食同源の実践です。

講師は和田暁先生(中医師・高級中医薬膳伝授師)。夏の不調に対する知恵や、日々の暮らしに生かせる養生の考え方など、深いお話でした。

〜今回の献立〜
* 酸梅湯(サンメイタン)
* 胡瓜と生姜の香り漬け
* 茄子と豚角切りのチャーシュー蒸し饅頭
* ザーサイ・苦瓜・白身魚の揚げワンタン
* 冬瓜と白木耳、鴨肉の合わせ煮

お酒は「夏酒店châvin(シャヴァン)」さんにご提供いただいた4種の紹興酒を飲み比べ。銘柄によってこんなに味わいが異なるとは驚きです。紹興酒の奥深さにも魅了されました。

締めにはピリ辛どんぶり、デザートには桃樹脂・緑豆・スイカのココナッツミルク。夏の疲れを癒し、身体の中からリセットされるような感覚でした。

「養生」とは、季節と調和して心身を整える暮らしの知恵。
学んで、食べて、呑んで、語らい、笑って。。。
この時間を通して、“食べることが未来の自分の身体をつくる”ということを実感しました。

 

また、【パーティープロデュース基本講座】が終わり、5月からアドヴァンス講座が始まりました。
アドヴァンスでは、実際にレストランやホテルなどを借りて、生徒様が自らパーティーを企画・運営します。
予算を立て、会場下見、進行など打ち合わせを重ね、お客様を招いての本番リアルパーティーになります。

先日、会場が決定しみんなで試食。
テーマや花装飾、サプライズ演出などを話し合いました。

生徒様企画のパーティーは9月27日。秋の味覚とワインを楽しむランチパーティーになりました。

テーマは【フェスタ デル ヴィーノ 実りのイタリアンランチ】

今回の主役は季節の味覚をふんだんに取り入れた新感覚のイタリアンクレープ。食事系からデザートまで様々なスタイルで味わえるクレープは見た目も華やかです。そして、クレープを味わうだけでなく、シェフによるクレープのお話やクレープ作り体験、さらに、クレープに合わせたワインのペアリングもお楽しみいただけます。

パーティープロデュース講座で、あなたの“好き”が未来につながります。
ご興味のある方はお問い合わせくださいね。

 

 

ポンパドゥール夫人に倣うサロン・シャンパーニュ会を開催

「ポンパドゥール夫人に倣うサロン・シャンパーニュ会」を開催しました。
ポンパドゥール夫人はルイ15世の目に留まるよう「ブルーの馬車にはピンクのドレス」、「ピンクの馬車にはブルーのドレス」で、狩りに行く王の前を目立つように横切ったと言われています。
そんな逸話から、テーブルはブルーとピンクでコーディネート。金彩を贅沢に使った薄いブルーの磁器を合わせました。

色が鮮やかに対照をなすようにした演出は、当時、フランス宮廷で色彩の美的効果の一つとして流行しました。

カトラリーが逆さなのは「私は貴方に敵意は有りません。決して刃を向ける事はありません」と言う意味だったそうです。

当時のポンパドゥール夫人のおもてなしレシピをオマージュしたミキティ先生のテリーヌとシャンパーニュのマリアージュをサロンスタイルでお楽しみいただきました。

 

◆ ポンパドゥールピンクのテリーヌ(冷製)ジュレ添え

 

◆ パテ・ド・ウフ ソース・カルボナーラ(温製)

 

◆ レモンとタイムのレアチーズ・テリーヌ(冷製)焼きメレンゲを敷いて

 

シャンパーニュは、ポンパドゥール夫人が「女性が最後まで飲んでも美しいのはシャンパーニュだけ」と語ったという名言にちなみ、モエ・エ・シャンドン、ルイ・ロデレール、ゴッセなど。

 

ただ、当時のシャンパーニュは、現代とは異なり、非常に甘口で、食後酒として楽しむことが多く、宴会の締めくくりにふさわしい豪華な飲み物とされていました。

 

写真は今年2月に訪れたポンパドゥール夫人が過ごしたシャン=シュル=マルヌ城のダイニングルーム。

 

ルイ15世の寵愛を受け「公妾」としてのポンパドゥール夫人はヴェルサイユ宮殿のみならず、夏の避暑のお城でも、国内外の賓客をもてなす宴を催しておりました。

実際に宴会を催したのはベルビュー城などですが、今はほとんど取り壊されていて、ポンパドュール夫人の暮らしを感じれるのはここだけとなってしまいました。

シャンパーニュグラスを片手に、当時の食卓の歴史や文化への理解を深めるのは楽しい時間でした。

 

好評につき、この「ポンパドゥール夫人に倣うサロン・シャンパーニュ会」は、10月に成城ローズルームさんでも、メニューを変えて、開催させて頂きます。

10月7日(火)
10月8日(水)
11時30分より

ぜひ、お待ちしてます。

 

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