鬼頭郁子のダイアリー

5ヶ月ぶりのパリ。一足お先に1人で来ました。

5ヶ月ぶりのパリ。
急な仕事があり、フランス研修旅行の皆様より一足お先に1人で来ました。
着いた日は、買い物もあり久しぶりにギャラリー・ラファイエットへ。
ガラス張りの通路「グラスウォーク」が出来たのですね。高所恐怖症には絶対ムリです。
屋上テラスもガラス張りのフェンスで足がすくみました。

翌日、用事が終わり3日間も一人なので、のんびりとマレ地区をぶらぶら。

リニューアル後のカルナヴァレ・パリ歴史博物館(Musée Histoire de Paris CARNAVALET)へ。

 

フランス革命前の古いパリの生活がわかる絵や模型。幽閉中のルイ16世国王一家の生活を物語る遺品、からのガラッと19世紀後半以降のコレクションなど、パリの歴史が詰まった美術館です。

次は百貨店サマテリーヌの創業者の邸宅だったコニャック・ジェイ美術館(ドノン館)へ
Musée Cognacq-Jay(Hotel Donon)

そして、ヴォージュ広場近くのパリの大御所フローリスト ジュルジュ・フランソワ氏のマレ店「ヴィオレッタ」さんへ。ホテルのお部屋に飾る花を買ったら、tomokoさんが可愛いバラをおまけしてくれました。

近くのダマンフレール本店では、量り売りで紅茶を多量買いしました。

翌日は、災害から約5年。昨年の12月から再び一般公開が始まったノートルダム大聖堂へ。

長蛇の列かと思い予約はしたのですが、容易く入れました。
Notre Dame Cathedral

以前より、ずっと内部が明るくなっていて、主祭壇の奥のニコラス・クストーNicolas Coustouのピエタ像が明るく照らされ、破損を逃れた青のステンドグラスも美しい輝きを放っていました。

消防隊により無事に持ち出された聖遺物「いばらの冠」が納められた器には、沢山の蝋燭が灯されています。

帰り際振り返ると、後ろ姿はまだ火災の悲惨さを伝えていました。美しく完成した大聖堂が待たれます。

パリ1人旅はまだ続きます。

「夜咄」シャンパーニュ会をしました

東京湾の夜景に癒される「夜咄」シャンパーニュ会をしました。
寒い冬の夜、和蝋燭の灯で暖を感じながら、風情ある茶懐石風のひとときをシャンパーニュで一献。

夜咄は、冬の茶事の一つで、寒い夕刻に行われます。手燭や小燈など、和蝋燭の明かりの中でゆるやかにすすむ夜咄の茶事は、風情があります。

茶事なら日本酒ですが、シャンパーニュ会ですので、皆様にはシャンパーニュをお楽しみいただいてます。

最終日は、シャンパーニュ コレのアンバサダーのEmelineさんもお越し下さいました。

テーブルは『節分』をテーマに赤と黒の漆器でコーディネート。
お抹茶をいただくためのお菓子も鬼とお福さん。

江戸千家の溝呂木真紀子様にお抹茶をたてて頂きました。

そして最後は皆様の「鬼は外 福は内」の掛声と共に豆まきで締めました。

良い1年になりそうです。

そして1月の花レッスンは球根を使ったアレンジでした。

球根花はそれだけで可愛いです。
レッスン準備中の1人でお茶タイムの写真ですが、お花ぬ合わせて食器を選ぶのも楽しいです。

 

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
2025年は、中国の陰陽五行説に基づく十干と十二支の組み合わせで、60年に1度の「乙巳(きのとみ)」
木の陰のエネルギーを表す「乙」が再生や変化のシンボルである「巳」と結び付くことで、困難を乗り越えての「成長と結実」の年になるそうです。

皆様のお健やかな1年をお祈り申し上げます。
今年も宜しくお願いします。


昨年は30日までクラブドフルールレッスンでした。
パリのノートルダム大聖堂を飾る花を担当されたセリーヌ・アルジャント先生のクリスマスリースを、メソッドを変えずに、材料をお正月ヴァージョンに変えて制作しました。


縁起の良い勝栗や稲穂も加えてみました。

今年も喜んでいただけるようなレッスンになりますよう精進してまいります。