鬼頭郁子のダイアリー

2018年がスタートしました

2018年がスタートしました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

お正月は、ゆっくりお休みさせていただき、
9日のショコラ ド イースターさんの、イースターを楽しむテーブルコーディネートの撮影からスタートしました。

次の日からは、汐留にて「パーティープロデュース3日間集中講座」が始まりました。
基本コース3日間の集中で、1日目 はパーティーの種類についてや、アフタヌーン・ティーパーティーの実習。
パーティープロデュースという仕事についての説明とテーブルの空間演出·コンセプト設定について建築家の村上先生によるテーブルイメージのパースの書き方でした。

2日目は、パーティーのセッティングやホームパーティーの実習。
企画書、見積もり書の書き方と食品衛生についてでした。

3日目は生徒さんに花をいけて頂き、フードスタイリングとブッフェパーティーとテーブルセッティングを実習していただきました。

そして最後は「運営のビジネスリテラシー」。
終了は生徒さんからの差し入れのシャンパンで、再び乾杯しました。

この講座は次回の汐留は2月10日(土)11日(日)12日(祝日)です。

関西でも開講します。
関西は、3月15日(金)16日(土)17日(日) 下記の 神戸お稽古サロン になります。ご参加お待ちしております。

住所: 神戸市灘区岸地通5-1-4
真幸ビル4F
電話 : 090-3874-4444

2017年 今年も、様々なお仕事をさせていただきました

2017年 今年も、様々なお仕事をさせていただきました。
思い出深いのがメゾン ディオールさんの研修会でフランスの食卓芸術についてセミナーをさせていただいた事です。

2014年にフォシーズンズプレスさんから「鬼頭郁子が訪ねるフランスの花とテーブル」という書籍を出版させていただきました。
フランスの色々な地方を巡って磁器、陶器、シルバー、グラスについて取材し、マナーや食卓芸術について書きました。
とても大変で、もう今だったら「こんなエネルギーは無い」と思うほど、我ながら頑張ったと思います。今でも、嬉しい事に、テーブルの勉強の参考にしています。とおっしゃっていただきます。

この本の出版から13年、2016年は講談社さんから「上質な暮らしの提案 アールド ヴィーブルを楽しむ10のアプローチ」を出版させて頂き、今回のディオールさんのお仕事で、これらの本も含めて、今までの様々な事が身を結んだように思えて、感慨深いものでした。

きっかけは、ラグジュアリーブランドのイベントをプロデュースするK・Pクリエイションズさんより、1年ぐらい前に「今度オープンするギンザ6のディオール ブティックに、日本初、ディオールの食器も売られるメゾン ディオールもできて、カフェもオープンするんです。そこでお花とテーブルのセミナーしてくださいませんか?」とおっしゃっていただき、春と秋に開催予定になりました。ディオールは憧れのブランドでしたので、それだけでとっても喜びました。

ギンザ6オープン後、ディオール カフェ by ピエール エルメさんで打ち合わせ。ゲストにスィーツを選んでいただき、それに合わせたフラワーアレンジメントを作り、その後でアフタヌーンティーを楽しんでいただく。という企画でした。

春の花でアレンジメント。テーブルコーディネートは、メゾンディオールの「カナーシェ」と言う食器です。

ディオール カフェで、フランス食器の揃え方や、コーディネートの仕方などのプチセミナーをさせていただきました。

その後、そのセミナーを聞いて下さっていたディオールの方から、「メゾンディオール」の社内研修会の講師のお仕事をいただきました。
ディオールブティックのオープン前の9時から10時20までの90分の講義を2回。

世界のトップブランド ディオールのメゾンの、食器などの商品のリストなどを見て、第1回目はエレメントとセッティングについて、第2回目はテーマに合わせたコーディネートと組み合わせについて、お話しさせて頂きました。

また、大阪、名古屋のディオールさんのイベントでも、「ディオールが愛したバラ」ローズ グランヴィルのお話をさせていただきました。ローズグランヴィルは、ディオールが子供の時に過ごしたノルマンディーの実家の庭に咲いていた香り高く、害虫にも負けない強いバラです。
苗木なので、実際のバラは入手出来ませんが、色や香りが近いバラを選んで飾りました。


ランチ会には、ディオールの社長もお越しになり、皆様は楽しそうで、華やかな雰囲気でした。

 

 

そして、秋のイベントは、再びギンザ6のディオール カフェby ピエール エルメで、同じピンクのカナーシェの食器でも、ブドウなどを入れて、秋らしくコーディネート。

 

すっかりディオールについて詳しくなりました。

 

ディオール メゾンさんの食器のクオリティは素晴らしく、どれも欲しくなってしまいます。今回、このような素晴らしい勉強のチャンスをいただき、来年の励みになりました。
また今年は、フランス商工会議所さんの雑誌に食器についてのコラムを書かせていただいたり、アルザスワイン委員会様、そしてルレ エ シャトー様のテーブルコーディネートもさせていただき、フランスづくしの1年になりました。

自分でも勉強し直す、貴重な機械を本当にありがとうございました。
2018年も、精進し邁進していきたいと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。鬼頭郁子

香港で、お花とテーブルコーディネートのレッスン

クリスマス前に、香港に行ってきました。初めて香港で、お花とテーブルコーディネートのレッスンをしました。

オーガナイズしてくれたのはシェリちゃん。
香港で、ポーセラーツの教室をしていて、ちょうど1年前に、香港から
私のテーブルコーディネートディプロマ集中講座に来て下さった生徒さんです。そして、この前、パーティープロデュース講座にも参加してくださいました。待ち合わせは、ペニンシュラで、クリスマスイルミネーションが綺麗でした。

初日は、タクシーで鯉魚門 (ネイユームン)へ。
お魚屋さんで、新鮮な海鮮を選んで、レストランで調理して頂きました。シェリちゃんと一緒だと、香港人しか知らない事もいっぱい知りました。例えば、お茶を入れていただいたり、お店の人へのサービスに対する「ありがとう」は指3本で、軽くテーブルを3回叩くとか。。。。

  

どれも新鮮で、安くて美味しかったです。

 

また、今回の香港へのミッションのもうひとつは、アビランド アジア統括マネージャーに会いに行くため。
「アビランド 日本販売店しませんか?」と言ってくれた、パリ本社の日本人で、うちのお店の担当者のゆうこさんが、秋に退職されました。

アジアでは、台湾、香港、シンガポール、韓国の4店舗。3年前にそこに、ちいさな私のお店(日本)が加わりました。
すでに銀座ですセレクトショップをしていたので、「えー私に出来るかなぁー?」「やれるか不安ー」と言ったのですが、ゆうこさんが「大丈夫ですよ。大丈夫!」とおっしゃって下さり、勢いで、アビランドを始めちゃいました。「まさか、私がアビランドを販売するなんて!」と、いつも思います。人の縁とか、きっかけって不思議です。彼女でなければやってなかったかも。と思います。だから、彼女が居なくなってとても不安。

そこで、新しい担当者さんが香港支社にいらっしゃるという事で、

会いに行く事にしました。

そして、もし可能ならせっかく香港まで行くので、ちょっとだけ、香港、シンガポールなどで、お花やテーブルデコレーションの教室が出来たらいいなぁーと思うので、アポをとって、ホテルのあるカオルーンからスターフェリー乗って、香港島のアビランド事務所へ。

今回、下準備がなく、ホテルをカオルーンに取ったので、何度も何度も行き来することになってしまいました。

緊張しながらHaviland アビランド香港事務所へ伺ったら、皆様、とっても良い方々でアットホームでした。シンガポールには、アシスタントしてくれる生徒ちゃんがいるので、お花やテーブルコーディネートの教室をしたいと伝えたら、即、アビランド ブティックで開催してくださる事になりました。

また、「中国でも開催しよう」と言ってくれたので、「それは無理」と言ったら、一緒に来てくれたらシェリちゃんが、「私が中国について行きます」て言ってくれて。。。。。
嬉しいなぁって思いました。いつも色々な方々に支えられて、助けられて世界が広がります。感謝です。

それから、肝心な銀座のショップのアビランドに関する打ち合わせ。
パリではあまり重要視されないギフトボックスですが、やっとアジア人が贈答用に大切にしている1コから入れられるギフトボックスやペーパーバックが増えました。

アビランドを出て、次はレッスンのための仕入れです。まずは香港そごうでスィーツとフルーツを購入。
そして、カオルーンに戻り香港フラワーマーケットへ

 

お花と資材を仕入れ.。次はスーパーでアミューズとワインも買いました。
シェリちゃんが、ポーセラーツで食器とワイングラスに参加する生徒さんの1人1人の名前を書いて準備してくれました。

  

香港ではテーブルコーディネートのレッスンは無いらしく、広東語はわからないけど、なんだ笑顔いっぱいでとても楽しかったです。
シェリちゃん、ありがとう。

その後も、シェリちゃんと、火鍋に行ったり、アフタヌーンティーや、飲茶をしたり、美味しい時間でした。

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