鬼頭郁子のダイアリー

Ginza6のDior4階のカフェにて

先月ですが、Ginza6のDior4階のカフェにて「ディオール アフタヌーンティー by ピエール エルメ 」 のご招待イベントがあり、お花とテーブルコーディネートをさせていただきました。
パステル系の店内は、Diorらしい贅沢な空間。中央にテーブルコーディネートをしました。

昔から大好きなディオールさん。あれこれ、打ち合わせの時から
素敵なイベントになりそうで、ワクワクしました。

 
細かな打ち合わせ。さすが世界の1流ブランドだなと思いました。

 

 

当日は、1時にスタンバイ。
「Diorアフタヌーンティー by ピエール エルメ 」 と言うことで、
パステル調の店内に、ピンクや白、淡いグリーンの花を持ち込みました。

準備が終わって、お客様がいらっしゃりフラワーアレンジとティータイム。

 

ディオールの食器は、どれも素敵です。
スズランの食器も好きでしたが、このピンクのカナーシェの柄の食器を選びました。グラスはムラーノです。
ランチョンマットとナプキンは私物の持ち込みで。。。、
「ペネロップ」のバラの刺繍。ずっと前、もう20年近く前に日本で「ペネロップ  フランスの食卓芸術展」が行われた時に、ボランティアで、お手伝いさせていただき、ペネロップの日本代表であり、総合プロデューサーの本野先生から、お礼にいただいた思い出の物です。一度、ベストフラワーアレンジメントさんの撮影の時に使ったきり。今回、ディオールの食器とイメージがピッタリでした。

 

 

贅沢なお時間であっという間でした。アシスタントの千穂ちゃんが、テキパキ動いてくれて助かりました。
人気のディオール カフェを1時間占領していたので、入り口には、すごいウェイティングの列ができていました。
とても、評判が良かったので、また9月にも開催が決定しました。

そして先週は大阪で、ディオールが愛した「ローズ ド グランヴィル」をイメージしたランチ会。
ローズ ド グランヴィルは、今は季節的に手にはいらなかったのですが、形状も色も近いもので、ダマスクの良い香りのバラを選んで飾りました。
 

Diorのノルマンディにある生家には、厳しい環境にも負けない 淡いピンクのバラが咲いていました。彼はお母様と一緒にそのバラを愛し、育て、そのバラはずっと彼の心に咲き続け、デザイナーとしての多くの作品に反映されています。そして、そのダマスクの華やかな香りは、ミスディオールなどに込められています。
インターコンチネンタル ホテル 大阪「ピエール」さんのお食事も、とても美味しかったです。お昼からシャンパーニュ。
贅沢な時間です。

 

そして、ディオール心斎橋さんに、リムジンで移動。
もう秋冬の新作がいっぱいでした。ロマンティックな1日となりました。

「クリーヴランド公爵夫人のお茶会」を開催しました

大阪でのシーズナルレッスン「クリーヴランド公爵夫人のお茶会」を開催しました。当時よく見られたパイナップルの装飾からインスピレーションしたアフタヌーンティーパーティーレッスンです。

17ー18世紀のヨーロッパにはパイナップルを形どった装飾が多く見られ、富と歓迎の象徴でした。その頃のクラシックな装飾を、現代にアレンジしたアフタヌーンティーパーティーのブッフェスタイルをお楽しみいただきました。

クリーヴランド公爵夫人とは、イングランド王チャールズ2世の寵妃 バーバラ パーマ。とても欲深く派手でワガママだったそうです。そして、チャールズ2世の正室は、イギリスに紅茶を広めたと言われるポルトガルから嫁いだキャサリン妃。2人は対立していたことから「もしも、バーバラ パーマが、お茶会を開いたら」と想像してみました。
彼女が、アフタヌーンティーパーティーをしたとか、パイナップルを飾ったとは記されていませんが、彼女なら当時のお金で、1つ40万近くしたというパイナップルを豪華に飾ったかも。。。。

まずは、大きな器には植木鉢ごと入れるフラワーアレンジメントを、デモンストレーション。

ヨーロッパのホテルに見られるような大きな装花は、植木鉢でカサ増ししていることがよくあります。

アシスタントのえりちゃんが、私の説明に合わせて、同じようにアレンジメントを作ります。師弟愛で、息があってまーす(笑)


クラッシックな装飾の中にも、クリア感、抜け感を出して、モダンな食器や黒のカラトリーを合わせました。お皿はアビランドのインフィニィ。

皆様には、ワイヤリングのナプキンリングを作って頂き、ケーキスタンドや、トレイへの装飾もお見せしました。
また、ティーナプキンの使い方や、イギリス式ティーパーティーの
お作法もお話させていただきました
 
お菓子やティーサンドウッチは磯部作喜子先生。お花のアシスタント講師は乾衣里先生、紅茶は裏岡史子さんがアシスタントしてくれました。

1日目は、衣里先生のバースデー。
大好きな新地の黒杉さんへ。個室貸切でバースデー会。
苦楽園のマロンちゃんも加わり、楽しい楽しい夜でした。

2日目も、華やかにスタート。
衣里先生の、楽しく明るいアシスタントで、はじめてご参加の方も
和やかに。。。。
スコーンやパイナップルケーキも好評です。

関西の皆様は、お洋服も本当に華やかです。綺麗な方がいっぱい。

真っ白くて、どんなコーディネートも映える「ル・プラン・ド・ルミエール」の鎌苅ご夫妻にも、本当にお世話になりました。

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昨年、うちのテーブルのディプロマをお取りになり、大阪で紅茶とマナー教室を開講された裏岡さんも、緊張しながらも、アンティックについてのワンポイント講座をしてくれました。今後の活躍が楽しみです。
そして、テーブルの写真を撮ってくださった、まゆみん、本当にありがとうございました。

私が、まゆみんを撮りました。
我ながら、いいショット!

 
そして、大阪でのレッスンが終わって、新大阪に向かいましたが、そのまま京都まで行っちゃいました。荷物を京都駅のコインロッカーに入れて、先斗町へ。1年ぶりの京都の床。
やっぱりいいなぁー。


充実の1泊2日でした。
さき子先生ー。最後まで、体力の限りお付き合い下さり、ありがとうございました。

「マリーアントワネットの食卓レッスン」をしました

ちょっと前になるのですが、神戸お稽古サロンで、「マリーアントワネットの食卓レッスン」をさせていただきました。まずは、皆様にはマリーアントワネットの大好きなブルーで、プリザーブドフラワーのアレンジメントをお作り頂きました。

はじめての方もいらっしゃいましたが、皆様上手に作ってくださいました。

ヴェルサイユの王の菜園で採れた果実とバラのアロマとハーブがブレンドされた「レ ドゥーズ ド ヴェルサイユ」というロゼ シャンパンを召し上がっていただきながら、ロココ様式と、ネオクラシック様式の違い、この頃の食卓のマナーなどを説明させていただきました。

マリーアントワネットが、実際にベルサイユ宮殿で使っていた食器と同じもので、ロワイヤル リモージュのものです。

その後、おなじみ、「ラデュレ 」のマカロン。そして、「Nina’s」のヴェルサイユ宮殿の王の菜園から手で摘み取られた新鮮なりんごとバラを使ったオリジナルのマリー・アントワネット ティーをお楽しみいただきました。
Lessonの後は、サロン主宰の『&MORE』の森本千文ちゃんがランチを
作って下さり、楽しいお昼のひと時を過ごさせていただきました。
千文ちゃんが素敵に、ご紹介くださいました。
ありがとうございます。

https://ameblo.jp/mieee888/entry-12281802745.html

川上さん、金田さん、お写真ありがとうございました。

このマリーアントワネットのレッスンのFacebookアップを、滋賀県の紅茶とテーブルコーディネートのサロン「カクトワール」のモリス先生がご覧になり、「うちでもマリーアントワネットについてのレッスンをして下さい。」とご連絡いただき、9月1日に、滋賀県の草津ボストンプラザホテルで、開催させていただくことになりました。
会場がピンクなお部屋なので、「ピンク ピンク」なマリーアントワネットレッスンをさせていただこうと思います。
ホテルのランチ付きレッスンです。
あれこれ思考を凝らして、ロココで、可愛いレッスンをさせていただきます。詳しくは、またアップさせていただきます。

マリーアントワネットと言えば、レッスンでも使わせていただいた「Nina’s」のマリーアントワネット ティーが人気ですが、時々、雑誌などでもご紹介させていただいているせいなのか、先日、パリのNina’sのオーナーのディアスさんが、銀座のコンスタンチンショップに来て下さいました。

ニナスの歴史はピエール・ディアズ氏が1672年に創業した「ラ・ディスティルリー・フレール」から始まり、フランス王ルイ14世やヴェルサイユの宮廷にフレグランスを調達するようになり、中でもラベンダーやバラのフレグランスは、マリー・アントワネットのお気に入りとなったそうです。
これらのフレグランス作りは、いまのディアズさんにも受け継がれ、ニナスのティーフレーバーとして使われています。
ニナスはパリの中心地であるヴァンドーム広場のすぐ隣にお店があり、マリーアントワネットゆかりの物も、たくさん残っています。
今夏、パリのお店の2階を改装されるそうで、秋には新しくなるから「ぜひあそびいらして下さい。」とおっしゃて下さいました。


チョコレートや、紅茶のおみやげも、たくさんいただきました。
ありがとうございます。
また、秋にパリでお目にかかれることを楽しみにしています。

ル・ポタジェ・ド・ロワ(王の菜園)」とは、ルイ14世の命のもと造られた菜園で、王の食事のための野菜や果物の供給の場としてその名を広め、後に王妃マリー・アントワネットのお気に入りの場所となりました。

今回、レッスンで、皆様にお出ししたロゼシャンパン「レ ドゥーズ ド ヴェルサイユ」(正式には、ベルサイユで製造されているので、スパークリングワインですね)も、ニナスさんもヴェルサイユの王の菜園の希少な果実を使用した飲料や食品を提供できる希少な企業さんです。

ご縁があって、このシャンパンの、「レ ドゥーズ ド ヴェルサイユ」の社長さんとも、先月お会いすることができました。


フランス商工会議所さんのご紹介で、銀座で楽 しくお食事をいただきました(笑)マリーアントワネットのお話から、いきなり釜飯の写真ですが。。。。
なんだか、これはベルサイユの王の菜園に行かなくちゃ!という気分になって来ました。もし、訪れることになったら嬉しいです。
不思議と色々な出会いが繋がって、人生が広がります。
ご縁って不思議ですね。

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