パリ研修

【2023 アールドヴィーヴルを体感するフランス研修旅行記】

【2023 アールドヴィーヴルを体感するフランス研修旅行記】

生徒様18名様、理事長の計19名で7月13日(木)〜18日(火)で遂行しました。

第1日目はパリに集合してエッフェル塔近くのホテルに泊まりました。

次の朝は7時30分に専用バスで出発。

今回はヴランケンポメリー ジャパン株式会社の師井研社長様にご招待頂きランスのポメリーさんへ。

バスの中で、早川由紀先生からシャンパーニュの基礎知識のお勉強。

ランスについたら、まずは大聖堂を見学。歴代フランス国王の戴冠式が行われたランスのノートルダム大聖堂です。フランス国内におけるゴシック様式の傑作の一つで、西正門入口の「微笑みの天使」と最奥のシャガールのステンドグラスは広く知られています。

この後、素晴らしいエリザベス王朝建築のドメーヌと世界遺産でもあるカーブを持つシャンパーニュメゾンポメリーへ向かいました。

ヴランケン ポメリー ジャパンの師井社長と一緒に。

まずは、ポメリーさんのぶどう畑と地下30メートルの壮大なカーヴへ。
現代アートの祭典【エクスペリエンス・ポメリー】も観る事が出来ました。
カーヴは1キロの見学コースでしたが、実際の地下道は17〜18キロはあるそうです。116階の階段を上がり地上へ。

特別に、エリザベス王朝様式の格調高いドメーヌのプライベートサロンで試飲をさせて頂きました。

雑誌の取材も兼ねてなので、写真家の武田正彦さんとマダムポメリーのVIP部屋も拝見しました。

ランチは、1906年に建築家ルイ・ソレルにて建てられたアール・ヌーヴォー様式の邸宅「ラ・ヴィラ・ドュモワゼル」

普段はお食事出来ないところ(見学のみ)ですが、アールドヴィーヴルを体感出来るように、シャンパーニュランチをご用意下さいました。

美しいテーブルセッティングでのランチには、シャンパーニュ「ドゥモアゼル」
ボトルにあしらわれたエンボスは、イリス(アイリス)の花をイメージして。まさにアール・ヌーヴォーの邸宅「ラ・ヴィラ・ドュモワゼル」に相応しいシャンパーニュでした。

最後にポメリーさんの売店に戻り、夜の革命記念日を眺めながら飲むPOPを購入。

パリに戻り、セーヌにかかるグルネイ橋の上から革命記念日の花火。

最初はエッフェル塔近くの芝生で花火見物予定でしたが、数日の暴動騒ぎがあったので、安全を考慮してホテルの前のセーヌ川の橋になりました。

それでも心配でしたので、ボディガードを兼ねたアテンドの男性2人についていてもらいました。

パリの花火は色合わせも演出もとってもアートでした。

3日目

午前中は、ご希望の方でランジス花市場へ。協会員であり、パリのフローリスト榊原さちこさんのアテンドでした。
花認定校の方々は資材を沢山購入されたようです。

午後は19人でスタジオ アルクール パリStudio Harcourt Parisへ

1934年の設立から今日までカトリーヌ・ドヌーヴ、ブリジット・バルドー、ジャン・レノをはじめとする俳優、作家、歌手などパリ社交界の著名人が次々と撮影に訪れた伝説のフォトスタジオです。

女性オーナーで、パリ社交界の花、ココ・シャネルも良くこちらを訪れたそうです。

パリ随一の高級住宅街16区の瀟洒なオスマニアン建築の邸宅に伺い、こちらでしか味わえないシャンパーニュ「キュベ スタジオ アルクール」を楽しみました。

4日目

朝からクリニャンクール蚤の市へ

日本人女性のアテンドさん2人に挟まれて、アンティークの説明を聞きながら、スリに合わないように要注意。

ランチ後は、コンコルド広場のオテル・ドゥ・ラ・マリーヌへ

ルイ15世の時代、18世紀初めには王室家具保管所でしたが、1789年からは海軍参謀本部が置かれ、2015年までフランス海軍省が使用、その後美術館に生まれ変わりました。

日本語音声ガイドで付きなので、それぞれ心ゆくまで見学。

18~19世紀のフランス装飾芸術が素敵過ぎました。

その後、ヴァンドームのホテル リッツにチェック イン。

ヴァンドーム広場に位置するリッツ パリは、パリでも特に名高いホテルのひとつ。リッツで暮らしたココ・シャネルやマルセル・プルーストなどのリッツを愛した著名人は沢山います。

そのリッツにチェック インしてすぐに、1泊1,000万の特別室を見学をさせて頂きました。

さっきまでいた文化遺産オテル・ドゥ・ラ・マリーヌと変わらない豪華さ。
エンパイア様式で、リッツ創業当時とほぼ変わらないそうです。
その後、みんなで使えるように、お庭が臨めるテラス付きスイートルームにダブルグレードアップしてくださった鬼頭and伊藤ペアの部屋に集合。

皆様のお部屋全部にサービスしてくださったシャンパーニュを持ち込み、シャンパーニュパーティーをしました。

この贅沢な時間は、今思い出しても楽しすぎて、最高でした。

その後、希望の方はスパへ。

バーに行く方など、思い思いに過ごしました。

以下は、4日目、5日目のリッツでの朝ご飯。
1日目は卵、ベーコンやソーセージ、フルールサラダ、ヨーグルトなどのコンチネンタルの方がほとんどでしたが、ベジタリアンブレックスファーストはおすすめです。

次の日は、午後まで自由時間。
午後からは、リッツで、フランスらしいアフタヌーンティーと、ロンドンのリッツホテルに行かなくても体験できるイギリス式アフタヌーンティーに別れてのティータイムでした。

なんと、リッツ総支配人Laurent Herschbach
(エルシュバッハ様) がご挨拶に来てくださいました。

イギリス式は、日差しが明るいテラスで。

その後、夕方からは、お花の先生方と、翌日のリッツでのランチ会のバンケットルームにいける花を仕入れに、マレ地区にオープンした新しいジュルジュ・フランソアさんのお店「ビオレッタ」さんに行きました。

お花な仕入れ帰り、シーフード好きの方々と海の幸の盛り合わせ。
人数が多いと盛り上がります。

今までは、よくヴァヴァンのクーポールに行きましたが、マレ地区でしたので、初のお店「bofinger 」に行きました。
お店の方々が明るくて愉快な夜でした。

Paris最後は、とっておきのメインイベント。美術館級のタペストリーが素晴らしいバンケットルームPsycheにてのランチ会。
前日用意した花を、バンケットルームに飾るため、部屋でアレンジを作りました。

バンケットルームに作ったお花を並べると、いよいよランチ会のスタートです。

リッツ総料理長 (Chef exécutif jerome legras)ジェローム・レグラス様がご挨拶に来てくださり、スペシャリテを頂きました。

食器は全てアビランドHAVILAND

ゲストは、NINA’S Paris ヴァンドーム店長のCatherine様。
皆様もおしゃれして、優雅で思い出深いランチ会になりました。

素敵な出会いいっぱいの豊かな【アールドウィーブルを体感するフランス研修旅行 】になりました。
皆様に深く感謝申し上げます。

来年も、飛び切り素敵な旅を企画しますね。
来年、9月後半を予定しております。

【アールドヴィーヴルを体感するフランス研修旅行】2023年7月13日(木)〜18日(火)

※定員となり、募集は締め切らせて頂きました。

今回はシャンパーニュ地方を旅します。ランスでは、史上初のブリュット(辛口)を作り出したマダム・ポメリーのPOMMEYのエリザベス王朝様式のドメーヌ、カーヴの中で開催される現代美術の祭典など。

パリでは、ランジス花市場やクリニャンクール(蚤の市)などを巡り、花やアンティークに親しみます。
話題の、オテルドラマリーなども見学。

また、パリの中でも特に名高いホテルのひとつ、リッツ・パリに滞在。リッツを愛用したココ・シャネルやマルセル・プルーストなどは有名ですね。
リッツではアフタヌーンティーや、バンケットルームでのランチ会を開催します。

今回もあらゆるネットワークを駆使して、なかなか出来ない旅を、値段を抑えるところは、しっかりと抑えて計画しました。

どうぞ、お楽しみに。。。

前回は、【マリーアントワネットを巡る旅】
トリアノンパレスに宿泊し、ヴェルサイユ宮殿、プチ トリアノン見学、王の菜園、セーブル磁器博物館。

パリではル・ブリストルに宿泊し、花レッスンなどを楽しみ、そして極め付けは、ヴェルサイユ宮殿の食卓にのぼる野菜や果物の栽培を一手に担っていた「王の菜園(le Potager du Roi)」のバラを摘ませて頂き、ヴァンドーム近くの二ナス マリーアントワネットさんとのコラボレーション。

マリーアントワネットのレシピで作られたケーキなど、ティーサロンでのアフタヌーンティーパーティーは思い出深いものとなりました。

過去パリ研修はこちらから。
https://musee.co.jp/paris2019/

4年ぶりのフランス研修旅行を開催しました

4年ぶりのフランス研修旅行を開催しました。

今回のテーマは「マリーアントワネット」
ヴェルサイユ宮殿、プチ トリアノン見学、非公開の王の菜園。セーブル磁器博物館。そして、ヴァンドーム近くの二ナス マリーアントワネットさんとのコラボレーションで、そこに王の菜園から摘んできたバラと、マリーアントワネットをイメージしたお花をいっぱい飾り、マリーアントワネット ティーとお菓子をセッティング。
それを、写真家 水島優さんに撮影していただきました。
素晴らしい、思い出深い旅行になりました。

フランス研修旅行 初日は夕方にパリに着きました。
夜、泊まるだけのホテルでしたが、オペラ近くの素敵なホテルでした。

 

お部屋も可愛く、朝ごはんからモエのシャンパン付き。

 

専用の移動用のサロンバスがテーブル付きで、とてもオシャレでした。

みんな、ムチャクチャ元気 で、ヴェルサイユ宮殿に出発しました。
多くのヴェルサイユ宮殿関連のテレビ番組やメディアをアテンドされていらっしゃる下田さんにご案内いただきました。


 

まずは、ヴェルサイユ宮殿内のアラン デュカス プロデュースのレストラン OREでランチ。

ルイ十四世をオマージュしたシンプルながら光輝く店内で、宮殿を眺めていただくランチはどれも美味しく、デザートのチョコレート ケーキ「Le Louis X IV」にテンションが上がりました。

さらに入口のお土産売り場のマリーアントワネットグッズが可愛すぎて、なかなか先に進めず、あとから壮大なグラン カナルをプチ トリアノンまで、死ぬ思いで走る事になりました。


マリーアントワネットが群衆の前で謁見したベランダです。
有名過ぎる鏡の間。どこも華麗な装飾です。

だんだん夕方にちかずき、慌てて壮大な庭をダッシュで駆け抜けて
お目当てのプチ トリアノンへ。

 

入り口です。フランス宮廷のガチガチのルールに耐えきれない若い王妃が、プチ トリアノンに求めたものは、生まれ育ったハプスブルク家のおおらかで家庭的な雰囲気。1階には、そんなマリーアントワネットの可愛らしく優しい花模様の食器などが飾られていました。

王妃の寝室も、お供の間も可愛い 。
フランス王妃マリーアントワネットの趣味、やっぱり素敵です。

プチ トリアノンから見る夕陽。
美し過ぎます。。。。閉館の時間が迫る中、急いで王妃の村里(アモー)へ。

5年の歳月をかけて作られたという田舎には、農場や酪農場も作られ、王妃も乳を絞ったり、チーズを作ったりしたそうです。束の間の安らぎを楽しむ人工の農夫の暮らし。マリーアントワネットの理想郷です。

沈みゆく日が輝く空の景色が美しいので、見入ってしまいました。
フランス、やっぱり何もかもが美しいです!

宿泊は、ヴェルサイユ宮殿の庭に隣接した「トリアノン パラス」
広々とした部屋の調度品も素敵でした。

フレンチは、ゴードン ラムゼイ。皆さまでいただくディナーは、お姫様になったような、優雅で楽しい時間でした。

(続き)ヴェルサイユにて>>

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