「ベストフラワーアレンジメント」
ハウステンボス美術館「鬼頭郁子フラワー&テーブルコーディネート展」
2012年冬号
無事、ハウステンボスが終わりました。期間中に6,500人の方がお越しくださいました。
本当にありがとうございました。
「ベストフラワーアレンジメント」にも6ページで掲載させていただきました。
300年前の伊万里焼です。柿右衛門です。
ブルーと白の染付のティーボウルです。
当時のヨーロッパの人にとっては非常に高価で、宝石のような値段で取引されました。
宮廷サロンをイメージして、アンティックなテーブルにコーディネート。
からすうりと茶系の花でアレンジしました。
「ずっと収蔵されていた食器たちが喜んでいます」と期間中に何度もおっしゃってくださいました。
訪れた多くの皆様に、「伊万里焼も、ガラスももともとは生活に使われているものだから、美術品として一つ一つ置くより、こうやって生活を再現した方が、本当の輝きがでるものなんですね。」と説明して下さっていました。
ミニチンゲン菜を使ったアレンジです。
少しシノワズリーにしたくて、「シノワズリー・・・中華料理・・・チンゲン菜」と言う私の単純な発想で選びました。
前日の夜遅くに思いついて、六本木のプレッセで購入。
クーラーバックに入れて飛行機でハウステンボスまで連れてきたチンゲン菜と青トマトです。
「マドモアゼルの夢」と言うタイトルにした作品です。
展示会場では、カップ咲きのピンクのバラと一緒に、ラデュレの紙袋やカードなどの乙女チックなグッズと合わせました。
手伝って下さった長崎の森濱さんです。2010年にはるばる飛行機でテーブルのディプロマコースに通って下さいました。久しぶりの再会でした。たくさんお手
伝いして下さって、本当にありがとうございました。
2013年4月より、福岡の「アクロス福岡」で「テーブルコーディネート ディプロマコース短期集中講座」を開催します。
※4月20日・21日 5月18日・19日 6月15日・16日 10時30分〜3時を予定しています。
多くの九州の皆様がご参加下さいますことを楽しみにしています。またHPでお知ら
せします。