美premium Diary

サロンマダム

5月30日 京漆匠「象彦」西村社長「漆器の魅力について」ランチ会

日本橋人形町の老舗「玄冶店 濱田屋」にて、創業1661年の京漆匠「象彦」の西 村毅さんをゲストに迎え、「漆器の魅力について」のお話しを伺うリュクスなランチ 会が5月30日に開催されました。
大正元年創業の老舗料亭にて、日本の美しい伝統工芸品の漆に触れる贅沢なランチ 会。お着物でいらしたかたも何名かいらっしゃいました。素敵ですね。

吟味された旬の食材を活かした、見た目にも美しい料理。 漆器はもちろん象彦さんです。

西村毅さんからは「象彦」の京漆器へのこだわりをはじめ、日本文化の素晴らしさ、 漆器の扱い方などについてお話しがあり、京漆器への造詣を深めることができまし た。


参加者15名の方には、実際に象彦の漆器にて濱田屋さんのお料理をいただくこと で、「もっと日常的に漆を使っていきたい」と言った意見や、「日本文化の美しさを 再認識しました」と言った方も。老舗の由緒正しき空間と美しい料理、日本の伝統工 芸に触れ、大変有意義なひとときになりました。

6月3日 「楽しかった 金沢取材」

今まであまりなじみのなかった金沢でしたが、 日本古来の文化に、加賀百万石の時代背景が重ね合わさり 出来上がった独特な伝統文化にいろいろな驚きがあり、とても新鮮でした。

まずは金沢の伝統工芸品と言えば、加賀友禅。

加賀友禅作家の「毎田染画工芸」毎田健治さんを訪ねました。

加賀友禅は、とても写実的。
「虫食い」などの技法があり、落ち着いた絵画のような美しさです。
その美しさを作り上げているのが、この微妙な色の調合です。
同じ緑だけでも数えきれない緑があります。
天気や季節に合わせて、毎日職人さんたちが、1つ1つ調合しているから驚きです。

また、金沢と言えば金箔が有名です。
その歴史は古く、前田利家が、武者揃えの槍などを飾るために、加賀、能登で 金箔、銀箔の製造を命じる書を寄せているのが始まりと言われています。

箔一さんの展示場はゴージャス。
前田利家の金泊の鎧兜&またその周りも全て金箔。

蒔絵も豪華です
金箔は工芸品のみならず、食品、化粧品などに使われるようになったほか、 最近では、いろいろな建築やインテリアの新しい表現力を広げる 素材の一つとしての需要が高まっているそうです。

加賀料理も地元の野菜で、日本海で取れた魚にこだわっていました。
有名な「銭屋」さんへも行きました。
モダンな要素も加わっていて、金沢から海外に発信している事が良くわかります。

ひがし茶屋の夕暮れが、風情があって素敵でした。
木虫籠と呼ばれる繊細な格子の お茶屋の建物が並ぶ街並みです。
夕暮れの灯りがともる頃、旦那衆が訪れる粋な店「八の福」 加賀友禅が似合う芸妓の福太郎さん。

お世話になった「いしかわ観光特使」の由紀ちゃん。
お作法も完ぺき、英語も堪能で、着物も着こなす、スーパー金沢っ子です。

武士のまち、商人のまち、寺のまちなど、城下町の風情が今も残り、 文化が美しく息づいていている街、金沢。

6月25日発売の、美プレミアムでご覧ください。

05月12日 金沢‐料亭「つる幸」

次の「美・プレミアム」は雅な美しい金沢特集。ずっと前から行きたかった金沢の「つる幸」に行ってきました。

涼しげな加賀野菜の太キュウリをくりぬいた夏の治部煮 治部煮は金沢の郷土料理。本当はあつあつでいただくらしいです。鴨を入れるのが定番です。

ご主人の河田康雄さまと金沢っ子の早川由紀ちゃん。「つる幸」さんを始め素晴らしいところを沢山ご紹介、ご案内くださいました。

05月10日 ブシュロン×東 信氏「夢のアルティザン」

パリ、ヴァンドーム広場に輝く宝石商「ブシュロン」
女性の憧れですよね。

そのブシュロンと、フラワーアーティストの東信さんの魅惑的なコラボレーションで、「夢のアルティザン」と名付けられたハイジュエリーが展示されているカフェに取材に伺いました。

日本初披露となる期間限定の宝石とお花のコンテンポラリーな庭園。

この六本木ヒルズのカフェは5月26日まで「ハイジュエリーミュージアム&カフェ」として開催されています。

ハイジュエリーだけを展示するのではなく、フラワーアーティストの東信さんとのコラボレーションで、会場となっている六本木ヒルズ ヒルズカフェ/スペースは新緑まぶしいガーデン的装飾が施されています。そのなかにブシュ ロンのハイジュエリーと花装飾がまるで芸術品のように展示されています。

ジュエリーは2億を超すような貴重なものなど。コラボレーションしている花装飾は、毎日東さんが手を入れるとの事なので、日々変化する姿を楽しめます。

また、この会場はカフェスペースなので、飲み物やスイーツ(オリジナルスイーツも有!)を味わいながら、素敵な作品を楽しむ事ができます。

宝石とお花の芸術的な空間です。

ぜひお出かけ下さい。

04月09日 「第12回フランス・ルポルタージュ大賞受賞!」

「美・プレミアム」が第12回フランス・ルポルタージュ大賞受賞しました!

4月12日発売です。 さらにパワーアップした誌面になりました。 めちゃ素敵です!
コンスタンチンの京都取材も載っています。 ご覧くださいね。

「ドゥ・ ラ・ メール アンチエイジングセミナー&美肌ランチ会」

「美・プレミアム」のイベントで、ドゥ ・ラ ・メールのアンチエイジングセミナー&美肌のための特別ランチ会を開催しました。

まずは、集合は山王パークタワーのELGCドゥ・ラ・メール本社。
最先端のアンチエイジングを知るセミナー

贅沢を知る美しい人々から支持されているドゥ・ラ・ メールの清潔感あふれるおしゃれな空間で、バイオ発酵技術を駆使した驚きの効果やアンチエイジングの術などを参加者20名の方 が楽しく体験しました。

その後は、高級フレンチレストランの「ラ・ロシェル山王」に場所を移して美肌ランチをいただきました。

まずはシェフから、美肌のための食べ物やとり合わせの説明。
今日は、スッポンエキスやふかヒレなどの高級食材がたくさんでしたが、お手頃のサトイモがお肌に良いそうです。

まずは、スッポンエキスやふかヒレのスープ。それからオマールエビ。
甲州ワイン牛フィレ肉の網焼きなど。

贅沢な特別アンチエイジングメニューに嬉しそう。

最後は参加者全員に「クリーム ドゥ・ラ ・メール 30ml(¥17,850)」がプレゼントされました。
このゴージャスなプレゼントに、大きな拍手が沸き起こりました。

参加者の皆様のお顔写真、次の「美・プレミアム」に載っていますので発売を楽しみにして下さい。

03月19日 「銀座 久兵衛にて・・・」

「美・プレミアム」の読者イベントが決まりました。
4月16日、銀座の「久兵衛」で、店主の今田洋輔さんから直伝で、 お鮨の食べ方のレクチャー付きランチ会を開催します。
先日、打ち合わせでお鮨を頂いて来ました。

女性らしいお醤油の付けかた、お箸の使い方、お鮨の食べる順序など学びます。
魯山人の器を鑑賞するミニレクチャーも有ります。
春の特別なお任せ握り鮨を頂く美味しいランチ会。

詳しいお知らせは、次の「美・プレミアム」でご覧ください。

1月18日 再び。京都老舗取材

雪がちらつく京都へ


まずは「松葉」のにしんそばをいただいて温まりました。


タクシーで取材先の「瓢亭」さんへ

もう3回目なので、ちょっとは緊張しなくなったかな・・・・

11月に屋根を新しくされたそうです。20年に1度ぐらい屋根を変えられるそうで
「じゃあ、伊勢神宮といっしょですね」って言ったら「お伊勢さんみたいに、場所が変わったらえらいことです」って。
屋根はサワラの木だそうです。雨戸の戸井は、新しく青竹に変わっていました。
400年の老舗を維持するのって大変ですね。


床の間のお軸が「羽根つき」に。お花もお正月バージョンになっていました。


まずはお茶をいただきます。

若主人の高橋さんは表千家のお茶のお稽古に行かれているそうですが、どのお茶のお家元と親しいので、すべての初釜にいかれるそうです。

15代目って大変そうですが、お父様をとても尊敬していらっしゃって家族の絆が感じられて素敵です。

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「明石鯛のへぎ作り」
この前、教えていただいたトマト醤油でいただきます。
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それから、新春らしい八寸。
菜種寿司、煮ハマグリ、筍の木の芽あえ、蕗の薹の天ぷら、花びら百合根、そして瓢亭玉子です。

長い伝統の中で、貫いている信念は「道理に適う事をし、無理をしない」と言う事。
負荷が強くかかるようなことは、お客さまに違和感を与えてします。
無理に遠くから食材を入れたりせず、京都の近くで獲れるものを選んでいるというのもその気持ちからだそうです。
瓢亭さんは、一切支店を出さないのもその気持ちなんですね。

奥深いお話を伺ったあとで、京都に来たらお買いもの。
竹細工の「小菅」さんに行きました。
箸置き、おしぼり置きなどを購入。

お買い物の後は、また甘味です。
すっかり京都にはまってしまいました。

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せっかくの京都なので船で嵐山へ。
祇王寺へ行きました。苔が美しく「いやぁ、心が洗われますなぁ。。。」

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って「どんだけ、洗ってんの!」って怒られそうです。
遊んでばかりいないで取材!取材!

1月16日 京都の老舗取材 京漆匠「象彦」さんへ

麗しき新年をお迎えのことと存じます。
ライター生活も2年目を迎えました。
今年の仕事初めは、すがすがしく新春の京都へ。


ちょっと早めに着いたので、銀閣寺にお参り。

「心が洗われます。。。。」

そのあと、平安神宮近くの「象彦」さんのすぐお向かえの京料理「六盛」さんでランチをしました。
いかにも京都らしい彩りです。

このお弁当が盛られていた木桶、昨年取材させていただいた中川さんの桶でした。


いよいよ創業 寛文元年(1661年)の「象彦」さんへ。

300年以上の歴史の重みってすごいです。朝廷・貴族・大名などの注文品を作り、神社・寺院の用に応え、茶道・華道などの家元の好みの品を作り続けてこられた京の 匠。
「象彦」さんの優雅で繊細な蒔絵の数々を拝見し、10代目社長にお話を伺いました。


京都の本店はモダンな内装です。


完成された美しさ。艶やかで、雅ですね。


守り続けるものと、新しいもの、京漆器の深い魅力を感じます

もともとは象牙屋さんだったそうで、蒔絵技術に秀でた三代目の彦兵衛さんが 朝廷より蒔絵司の称号を受けられて「象彦」となったそうです。


10代目の西村毅社長様です。

気さくに、老舗としての責任や これからの事などもお話しして下さいました。
ぜひ、次の「美・プレミアム」でご覧ください。

「象彦」さんで素敵な漆のアフタヌーンティー用の3段スタンドを購入。
伝統的なものだけでなく、いまの「日常」に使えるものがたくさんありました。
どんなテーブルコーディネートにしようか考えるとワクワクします。

お買い物の勢いがついて、清水寺付近も散策。清水焼なども見て回りました。
お買い物の合間に、甘味やさんによりました。京都って楽しい!!

京都、老舗取材はまだ続きます。

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