美premium Diary

サロンマダム

8月22日 京都 老舗の若旦那さん取材

残暑厳しい中、夜の新幹線で京都へ。
11時の京都は、料理屋さんはどこも閉まっていて、「先斗町のれん会」の地元の方が集まっていらっしゃるようなお店へ。
お腹がすいていたので、おつまみの「おばんざい」を片っ端から注文。
「トウガラシとじゃこ煮」「冷やしにしんなす」など美味しかったので、作り方を伺いました。
「たいそうめん」も美味しかったのですが、全部マスターがつくっていらっしゃるそうで、マスターのろれつの回らない説明で・・・「???」でした。

これぞ京都「竜馬ビール」と「鱧ときゅうりの酢もの」

次の日、「開化堂」さんへ。開化堂は明治八年創業の日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗です。はじめて英国から輸入された錻力を使い、一貫した手づくりで、初代からの手法は6代目の若旦那 八木 隆裕さんにも受け継がれています。

使うほどに美しい茶筒が並びます。開化堂の名前は都内のおしゃれなセレクトショップでも目にした事も多いはず。

今年の5月にミューヨークでインテリアの展示会の賞を受賞したり、海外の雑誌でも広く紹介されています。

茶さじにライター名の「Isabelle」と入れてくださいました。これでお茶の時間が楽しくなります。

この開化堂さんの取材内容は「美・プレミアム」9月25日発売号で、ぜひご覧ください。

京都取材の打ち上げと言えば美味しい京料理。
今日のお食事は、祗園 「なんば」さんです。
京都と言えば、鱧。鱧のゼリー寄せですね。
もう 松茸なんですね。
美味しく、器も盛り付けも美しいお店です。
ちょっとわかりにくいかも・・・
大通りから花見小路に入ります。

8月8日 素敵なサロンに大感激!

新米ライターのイザベラ コンスタンチンです。
今日は、高崎にある素敵なサロンを取材に行きました。
アンティックを扱っているとてもエレガントで美しい方なので楽しみに伺ったのですが、そのこだわりにびっくり。

下記のようにブログでアップして下さったのでご紹介しますね。

フォーシーズンズプレスから発行されている素敵な季刊誌
『美プレミアム』の取材・撮影が我が家で行われました。。

テーマは「マリーアントワネット」

Antique shop Kelly's で扱っている
アンティークドレスデン カール・ティーメ工房のマリーアントワネットの
モノグラムプレートをセッティングして
私の世界観での、アントワネットを表現してみました。

王妃の愛したトリアノングレーを思わせるような
ややミントグリーンに近いブルー・・
これってフランスのお色なので
日本語での表記が難しいのですが、
ニュアンスがあってとてもシックなグレイッシュなお色をテーブルクロスに配し
全体のトーンをそのイメージにして
ドレスデンの華やかなハンドペイントが引き立つように
気を付けました。。

一般的には
ピンクやブルーの、もっと可愛らしいイメージで
アントワネットを表現されることが多いと思うのですが
私の中ではもう少しシックなイメージで・・と撮影に臨みました。

マカロンのお色も、少しくすんだモーブカラーを用いて
アンティークですのであまりフレッシュ過ぎないように
まとめました。
また2段トレイのフラワーアレンジには
小さな葡萄を活けて、ほんの少し秋らしさもプラス。。

美意識のとても高い、お二方のプロのカメラマンのお仕事ぶりには
もう「素晴らしい〜♪」の言葉しか出ません。。

ベストフラワーアレンジメントや美プレミアムの、あの美しい紙面は
こうやって作られていくのか・・と
その小さなこだわりが積み重なる過程を拝見でき
また私のお気に入りのアンティークをいっそう美しく撮って下さり
本当に幸せなひとときでした。

という内容でした。
ちょっとお顔をお見せしちゃいますね。

女優さんみたいでしょ!

撮影が終わってから、スィーツでおもてなしいただきました。
昨年の11月頃からのお付き合いなのですが、今回初めてサロンに伺い、いろいろな美術品や磁器の話題に話も弾んですっかり仲良しになりました。

7月18日

ラデュレ ロマンティック ディナー会を銀座三越のラデュレで開催しました。

6時に会場入り。人気のラデュレは満席でしたが、「マリーアントワネットサロン」をクローズしていただきパーティーの準備です。まずはお花のいけ込みです。
カップ咲のピンク系のバラ数種類を使いました。

お客様をお迎えする準備が終わり、ラデュレ日本広報の関根さんと打ち合わせ。

6時45分の開場から、続々お客様がいらっしゃいました。
まずは、関根さんからのご挨拶とラデュレの説明、そしてロゼシャンパンで乾杯です。

今日のための特別ディナーをシェフのクリストフさんから説明です。


アミューズのホタテのマリネ


オードブル


抽選でプレゼントもたくさん


お待ちかねのスィーツです。
もちろんマカロンも一緒に・・・


全員へのおみやげです。
150周年の記念のカードが
詰まったボックスも可愛い!

ロマンティックなラデユレを楽しむディナー会にいらっしゃった素敵な方々を、次の「美・プレミアム」で紹介します。
ぜひご覧ください。

7月7日

オードリー・ヘップバーンの長男ショーン・ヘップバーン・ファーラー氏へのインタヴューに行ってきました。
これは、エス・テー・デュポンが、オードリーが愛用していたエス・テー・デュポンの「リビエラ」というバックを新しいバージョンで、特別販売するというイベントで来日されたからなんです。

1953年、アンドレ・デュポンは、初のレディースハンァドバッグ「リヴィエラ」を限定シリーズとして発表します。

このバッグを最初に手にした顧客のひとりがオードリー・ヘップバーン。
と言う事で、限定モデルはこのピンクのキュートなバック。
そして、ライター&ペンです。

なぜ、ショーン・ヘップバーン・ファーラー氏がこのバックとコラボしているかと言うと、歴史あるデュポン社の技術やクオリティーの高さを高く評価しているから・・・創業は1872年。それからフランスのラグジュアリー・メゾンとして、名だたる顧客に愛されてきたブランドです。そして社長のアラン・クルヴェ氏と仲良しだからみたいなんです。

右がオードリーの愛する息子ファーラー氏。左が社長のクルヴェ氏。2人ともすごい背が高いでしょ!見あげちゃいました。
www.st-dupont.com

ファーラー氏のとなりで、説明して下さっているのは 日本社長のガイエ氏。
目の前にあるのは、オードリーが愛用していた当時と同じ「リビエラ」バック。
バックの下に引き出しが付いていて、オシャレ。


「ちょっと待って ガイエさん!私、新米ライターだからそんなに早く書きとれないよ・・・」
「すみません!もう1っ回言ってぇ!」

このガイエさんと私のコンビのシーンって「久しぶりの復活」って感じです。

そう、エス・テー・デュポン日本社長のガイエ氏は、2年前までクリストフルのブランドマネージャーであり専務だったのです。
だから私とは、いつもクリストフルのテーブルコーディネートやイベントやセミナーなどでご一緒でした。
ガイエ氏に「ショーンさんに聞くことないの?」って何度も言われても、緊張してなかなか無理です。

最後にショーン氏の「オードリー ヘップバーン子供基金」について伺いました。

これは、オードリーがユニセフ(国連児童基金)親善大使を経て亡くなった1993年に非営利団体として設立され世界各地の恵まれない子供達を支援するための基金です。ショーンさんもこの活動に関わっています。
子供たちをこころから愛したオードリーらしいですね。
http://audreyhepburn.com

詳しくは、次の「美・プレミアム」でご覧ください。

 

6月25日発売号で、素敵なヴォワザン シェフの誌上レッスン載っています。

5月31日

帝国ホテルのフレンチレストラン「レ セゾン」のヴォアザン シェフに取材に行きました。
フランスでは9年間 3つ星をキープした、イケメンで才能あふれるシェフです。
誌上レッスンで、お家で真似できる「おしゃれなおもてなしの料理」を3品も披露してくれました。

手早くユーモアたっぷりにお料理を教えて下さるヴォアザン シェフ。
食通の間ではファンが多い、すごい方なのに、いろいろな裏技まで教えてくださいました。

簡単で、綺麗なオードブルです。

へェーっていう、裏技は必見です。
オードブル、メインそしてデザートの3品です。絶対お家で真似しちゃいます。
作り方は次の6月25日発売の[美プレミアム]でぜひご覧くださいね。

5月15日

「美・プレミアム」の取材で京都に行ってきました。

日本の伝統工芸の美しいものを海外に発信している京都の老舗若旦那の取材です。

1件目は滋賀県大津市の京指物の中川周士さん。お父様は人間国宝でいらっしゃる、まさに素晴らしい職人技の若旦那です。美しいひのきの木肌のおひつや桶は日本では昔から馴染み深いはずだったのに、いつの間にか贅沢品となってしまいました。

ところが海外ではミラノやパリではインテリア展などでは大人気なのです。この中川さんも「フランスの高級シャンパン・ドンペリに認められた桶職人」と賞されてドンペリのシャンパンクーラーなども限定で製作されています。保冷効果が高いひのきは氷がいつまでも解けることなく、美味しいシャンパンが楽しめるとか・・・・素敵です。

■中川木工芸比良工房
http://www.grass-garden.com/

2件目は、江戸元禄期まで歴史をさかのぼる西陣織の老舗 細尾商店「HOSOO」さんです。
まずは、柳馬場御池にあるモダンなコンセプトショップに伺いました。

海外で1番人気の美しいクッションです。熟練の職人さんによって生まれる上品で美しい生地ですね。
そして金糸が織り込まれた西陣の生地を特殊加工したバックです。

細尾さんのすごいところは、西陣織と言えば「帯」と思うのですが、海外の多くのブランドのショップやホテルの壁紙やソファなどを西陣織で作っていらっしゃるところなのです。
とくにパリ、ミラノのヨーロッパをはじめ、最近リニューアルした銀座店のクリスチャンディオールのショップの壁紙は皆、「HOSOO」さんです。
今度、銀座のディオールにいらっしゃる時があればご覧になってください。

次に西陣の工房へ。


若旦那の細尾真孝さんといっしょに中庭で。

こちらの素敵な御曹司は、お父様のお仕事の関係で4歳までミラノで育ち、ご自身も大学卒業後は別会社に就職されていらしたそうで語学が堪能なのです。
老舗の若旦那はんは、すぐに自分の家に入るのではなくインターナショナルな修行に出られるのですね。。。。
この取材の後も2日後には、ニューヨークのクリスチャン ディオールのブティックに壁紙をもっていらっしゃるとか。
カッコよすぎです。

他では真似できない幅広の西陣織の機械です。
織っているのは、このパリコレの「MIHARAYASUHIRO」さんのドレスです。

■HOSOO
http://www.hosoo-kyoto.com/

どちらの若旦那も、世界に目を向け前向きに活動されている本物の方々でした。

取材の後は、お疲れ様のお食事会。祗園「佐藤」に行きました。
お寿司懐石が美味しかったです。

お腹いっぱいになったあと歩いて新京極へ。

錦天満宮によって、学問の神様・菅原 道真公に「上手に原稿が書けますように・・・」とお参り。
楽しい京都でした。

私のお花の作品をいつも掲載して下さる「ベストフラワーアレンメント」さんから、「美・プレミアム」という雑誌が創刊されますと噂には聞いていたのですが、「どんな雑誌なのかな?」と思っていました。
30代ぐらいのおしゃれな女性をターゲットにした、世界中の美しいものを紹介する雑誌とか・・・・

3月26日の発売日は、どこの書店でも山積みになっていて、想像以上にとても魅力的で素敵な雑誌でした。

日頃からお付き合いさせていただいている「ラデュレ」や「サンタ・マリア・ノヴェッラ」さんもいっぱい掲載されていました。写真もとても綺麗です。ぜひご覧くださいね。

実は、私も取材と原稿書きのお仕事をしているのです。

それは以前、生徒さんたちと開催した箱根の強羅花壇でのお泊りイベントの際、女将にしていただいたホスピタリティーのお話がとても心に残った事でした。

その時の初取材の時のダイアリーが下記です。

8月4日

新しいお仕事頂きました!

来年の春、創刊される「文化の美」を伝えるクオリティマガジンで取材のお仕事いただきました。
取材をされるのではなく、「取材をして読者にお伝えする」という今までとはまったく違うお仕事です。
初の取材は、贅沢な空間といきとどいたおもてなしで有名な世界中のセレブが訪れる某・高級旅館。
女将へ「ホスピタリティー」をインタビューにうかがいました。

いつものお花の撮影とは違うお仕事なので、知的でキャリアっぽいお洋服を新調。
取材用のボイスレコーダーも購入・・・
なのに最初から「こだま」と「ひかり」を間違えて待ちあわせ場所に遅刻。
取材なのに、すぐ話し込んでメモをとるのを忘れる・・・などなど。
失敗の連続でどーっとへこみました。

でも素敵な女将のおもてなしの哲学と、日常から解き放たれた美意識の高い空間に感動してあわただしく東京に戻ってきました。


箱根の緑が美しいスパサロンで、
カメラマンさんが撮影しているところ

女将とのお話はとても楽しく
充実した気持ちになりました。
どの旅館かは雑誌の創刊号で
ご覧下さいね。

そしてこれから、メディアプランナー&ライターとして[美・プレミアム]に関わらせていただくことになりました。
フラワー&テーブルコーディネーターとしての仕事ではないので、ライター名はIsabelle Konnsutannchinnです。
これから、美プレミアムな仕事ぶりを、ダイアリーにしてお知らせしたいと思います。

Isabelle Konnsutannchinnの初取材・初ライター仕事です。