鬼頭郁子のダイアリー
パリ旅の続き
パリ旅の続きです。
パリの最後の日は、今、パリのウェディング業界で活躍中の花・芸術文化協会パリ支部長のコバック 暁子ちゃんの新しいアトリエに伺って来ました!
フロレゾン主宰の暁子ちゃんのアーモンド型のブーケはインスタで大人気。フォローワーも凄いのです。
以前から、日本に帰って来た時に、協会のフレッシュフラワーの研修会をしてね!とお願いしているのですが、なかなか実現できないでいます。
暁子先生の選んだエレガントなお花で、プレゼントにお持ちするためのブーケを教えていただきました。
作ったブーケを撮影していたら、暁子ちゃんがお写真をいっぱい撮ってくれました!暁子ちゃんはカメラマンの活動もしているのです。
私が撮った暁子ちゃん。
暁子ちゃんの方が、何倍もブーケが似合いますね〜。
昨年の11月も、ヴァンドームのニナスさんまで、お手伝いに来てくれた暁子ちゃん。いつもありがとう。
暁子ちゃんのパリで活躍を、心から応援しています。
そして、昨年の11月にお世話になったニナス マリーアントワネットさんへ作ったブーケと記事が掲載された美プレミアムを持って、ヴァンドームのショップに伺いました。
美味しい冷たいアイスティをいただきました。もちろん、ニナス マリーアントワネット オリジナル ティーです。
お持ちしたブーケも、すぐに花瓶に入れて店内に飾ってくださいました。
いつも、優しい心遣い。
ニナス様、ありがとうございました。
色々な方にお世話になりまくりのフランス旅でした。楽しかったです。Merci beaucoup
パリから帰ってすぐに、クリストフル×アビランド 「季節のおもてなしレッスン」
講師は、札幌の梅本先生。
七夕の和モダンなテーブルにはアビランド の「オンズ」です。
クリストフルさんの赤いお箸がアクセントですね。
梅本先生の5色のアミューズと、勝沼のロリアンワインさんのマリアージュで、皆さま、お楽しみくださいました。
アシスタントくださいました椛咲先生、ワインご提供のロリアンワイン内田様、ご参加の皆様ありがとうございました。
次は、9月20日です。
〜シルバーの見立てで愉しむ茶会遊び〜
講師は、竹田理絵先生です。
レッスンの材料を買いに、東京堂さんに伺いましたら、花・芸術文化協会 「アーティフィシャルデコレーションブック」が書籍コーナーで販売されていました。
いつもご支援いただき感謝です。
東京堂さんに行かれる方は、ぜひ、お手にとってご覧くださいませ!
テーブルコーディネートもたくさん載っています。
ホテル シャングリラ パリのグラン サロンにて撮影がありました
パリの旅の続きです。 アルザスからパリに戻り、ナポレオン ボナパルトを大伯父に持つローラン・ボナパルトの邸宅だった歴史的建造物のホテル シャングリラ パリのグラン サロン(バンケットルーム)にて撮影がありました。
このグラン サロンのために作られたアビランドの食器 Couronne Impérialeでテーブルセッティングをしていただきました。
この食器は、アンピール様式(エンパイア様式)の絵柄と、ボナパルト家のBが描かれています。 ちなみにこの宴会場では、お食事も480ユーロから。 これにお花やシャンパン、サービス料など入れたら。。。いったい、いくらになるんでしょう?450人まで大丈夫だそうです。 さすが、パリ。 華やかなパーティーなんでしょうね。
※ちなみに、こちらのアビランド の食器は購入可能です。 私も時々、テーブルコーディネートレッスンで使っています!
ロラン ボナパルトは、お花が好きで、庭でバラの花などを眺めるのが好きだったそうです。 シャングリラ パリのお庭に出てみました。 たくさんのラベンダーがありました。
バラとエッフェル塔。 パリらしい景色です。
ホテルのお花は、パスカル ミュテルさんです。
撮影の後、パリの中華で唯一星を獲得しているシャングリラ パリの香宮でシグネチャーメニューをいただきました。 牡蠣のコロッケとキャビアのマッチングが絶妙。 カニを包んだ赤い腸粉はプルプル。 はすの葉で蒸された炒飯も絶品でした。
午後はお花屋さんやカフェめぐり。 昨年、7区にできて話題になったボーパッサージュのピエール エルメでお茶しました。 ヤニック・アレノ氏のアレノテック(L’Allénothèque)、ティエリー・マルクス氏のブーランジェリー、アンヌ=ソフィー・ピック氏などの著名な方々のお店が、カジュアルに誰でも楽しめる価格帯なのが嬉しいです。
その後、近くの青山フラワーマーケットさんへ。パリでも人気だそうです。
他にも、以前からよく行っていた雑貨屋さん「フラマン」が、オズフラワーとコラボしているお店を覗きました。 店内はやはりナチュラル。ドライフラワーブーケもたくさんありました。 相変わらず、パリはドライフラワーがブーム。他でも、ブーケやクラフトも多く見かけました。
また、昨年、レッスンでお世話になったクラリスさんのお店 ヴェムチュムにも行きました。 いつも新鮮な花を取り揃えていて、並べ方も綺麗。おしゃれです。
そして、リッツに、次のパリツアーの打ち合わせに行きました。 キャロルさんが色々、ご案内くださいました。やはりどこも素敵。
9月のパリツアーでのリッツ宿泊では、ゆっくりスパで寛いでいただけます。
贅沢な朝食も、リッツ エスコフィエのお料理教室もついています。
リッツ エスコフィエを案内していただきました。
9月のメゾン エ オブジェ&シャンパーニュ地方、そしてリッツ宿泊のパリツアー参加者募集中です。
(飛行機は自由。エールフランスを使っていただけたら先発、延泊可能です。)
メゾン エ オブジェでは、購入の通訳&交渉のお手伝いがあります。商品選びのアドバイスもします。
その他、シャンパーニュ地方の旅がついています。ランスの大聖堂、藤田礼拝堂見学、テタンジェ 他見学、ル ジャルダンにて、シャンパーニュ ランチがあります。
また、リッツ にも泊まります。スパも、リッツ エスコフィエでのお料理のレッスもついています。(ランチ付き)
締め切りは8月1日です。
生徒さん以外でも、気軽にご参加ください。
ツアーの詳細は、「2019年9月7日(土)〜13日(金) フランスツアー開催」をご覧ください。お待ちしております
リッツをご案内くださったキャロルさんです。11月にお待ちしております!とのことでした。
パリ旅ダイアリーは、まだ続きます。
ジャムの妖精、クリスティーヌ フェルベールさんのお店「メゾン・フェルベール(Maison Ferber)」を訪ねて
フランスの旅では、雑誌の取材で、世界中のグルメたちを魅了してやまないジャムの妖精、クリスティーヌ フェルベールさんのお店「メゾン・フェルベール(Maison Ferber)」を訪ねて、ドイツとの国境に近いフランス・アルザス地方の小さな村、ニーデルモルシュヴィル(Niedermorschwir)に行ってきました。
パリの東駅からTGVで2時間半、アルザスの中心地のストラスブルグからさらに電車を乗り変えて30分。コルマールという駅下車からさらに車で20分。
ニーデルモルシュヴィルはアルザス地方らしい色とりどりの木組みの家々が並ぶ可愛らしい村でした。
店内に入ると、入り口の棚には、赤い水玉のカバーを被ったフェルベールさんコンフィチュールがずらりと並び、その近くには、コンフィチュールだけでなく、タルトやパティスリー、ガトー ヴォヤージュ(日持ちのする焼き菓子)そして、アルザス菓子として有名なクグロフなどが並び、その奥には美味しそうなお惣菜。
チーズやハム、野菜、果物、乳製品といった基本的な食料品、新聞までもがが並び、さらに奥には、アルザス地方の温かみのある陶器、雑貨までもが並んでい
て庶民的な空間でした。
まずは、メゾンでケーキを作るのを見せてくださいました。
そのあと、アトリエと呼ばれるモダンな建物で、実際にコンフィチュールを作ってくださいました。
絶品コンフィチュールの作り方は、まさに魔法。
詳しくは、美プレミアム9月号で詳しくご紹介しますね。
こちらでは撮影裏話。
なんと、弟のブルーノさんがご用意くださったランチをいただきました。
ブルーノさんは、ケータリングを担当。
皆さま、家族仲良しです。
ランチをしながら、これまでの経歴、家族のこと、仕事のこと、これからの事など話してくださいました。
フェルベールさんの言葉一つ一つに、人生の大切な事が詰まっていて、心に響きました。
朝、パリを出発する前に、クリスティーヌさんのイメージで作ったブーケをお渡しする事が出来ました。
その後、義理の妹さんのお庭へ。
先程、コンフィチュールの材料として使われた赤すぐり、白すぐりなどがたわわに実っていました。
アルザスの緑に囲まれた、素晴らしい環境です。
お庭の撮影で取材は終了でしたが、その後、フェルベールさんがディナーにご招待くださいました。
フランスの最も美しい村に選ばれたリクヴィールは、城壁に囲まれ、16世紀からというカラフルに塗られた建築物が可愛い村でした。
小さい村ですが、観光客も多く、お土産や、レストラン、ホテルもたくさんありました。
フェルベールさんのお気に入りは、この村のla table du gourmetというミシュラン星付きレストランです。
ベジタリアン料理や、ヴィーガン料理もあり、私たちはお野菜のフルコースを頼みました。
一つのお野菜が、一つのお皿に色々と変化し盛られていました。フェルベールさんがお客様なので、シェフは張り切っていらっしゃいました。
アルザスワインとのペアリングも素晴らしかったです。
食事をいただきながら、フェルベールさんの「同じ事の繰り返しだけど、繰り返しを続ける事が大事」と言う言葉が記憶に残りました。
そして、あんなに世界的な方なのに、「フェルベールを選んでくれて、本当にありがとう」と言う最後の握手にじーんとしました。
なんて、おごらない謙虚な言葉なんでしょう!素晴らしい方だなぁと感激しました。
フェルベールさん、そして、ご家族の皆様、スタッフ様、お世話になりありがとうございました。
そして、車で1時間ほどかけて、宿泊先の5つ星ホテルのオステレリ ラ シェノディエ&スパ(Hostellerie La Cheneaudière & Spa)へ。
ブルシュ渓谷内に位置する緑豊かなホテルです。
翌朝のアルザスの食材がふんだんに使われた朝ご飯が素敵でした。
緑に包まれたアルザスの森の景色を眺めてリラックス。
2500㎡のナチュラルなインテリアのスパは、環境に優しいスイミングプール3つ、木造のおしゃれなサウナ4つ、大きなハマムなどめちゃくちゃ洗練されていました。スパにはけっこう行っていますが、ここは圧倒的に凄いです。
プリ・ヴィレジアトゥールという国際ホテルのコンクールで、2014年度の「世界の最優秀スパ賞」に輝いたそうです。
スタッフの方もフレンドリーで親切。さすがルレ・エ・シャトー加盟ホテル。
もう一度、ゆっくり訪れたいホテルでした。
https://www.cheneaudiere.com/
ストラスブールでクリスマスのお店や、陶器屋さんを取材して、パリへ。
パリの旅は、まだまだ続きます。