2017年 今年も、様々なお仕事をさせていただきました。
思い出深いのがメゾン ディオールさんの研修会でフランスの食卓芸術についてセミナーをさせていただいた事です。

2014年にフォシーズンズプレスさんから「鬼頭郁子が訪ねるフランスの花とテーブル」という書籍を出版させていただきました。
フランスの色々な地方を巡って磁器、陶器、シルバー、グラスについて取材し、マナーや食卓芸術について書きました。
とても大変で、もう今だったら「こんなエネルギーは無い」と思うほど、我ながら頑張ったと思います。今でも、嬉しい事に、テーブルの勉強の参考にしています。とおっしゃっていただきます。
この本の出版から13年、2016年は講談社さんから「上質な暮らしの提案 アールド ヴィーブルを楽しむ10のアプローチ」を出版させて頂き、今回のディオールさんのお仕事で、これらの本も含めて、今までの様々な事が身を結んだように思えて、感慨深いものでした。

きっかけは、ラグジュアリーブランドのイベントをプロデュースするK・Pクリエイションズさんより、1年ぐらい前に「今度オープンするギンザ6のディオール ブティックに、日本初、ディオールの食器も売られるメゾン ディオールもできて、カフェもオープンするんです。そこでお花とテーブルのセミナーしてくださいませんか?」とおっしゃっていただき、春と秋に開催予定になりました。ディオールは憧れのブランドでしたので、それだけでとっても喜びました。

ギンザ6オープン後、ディオール カフェ by ピエール エルメさんで打ち合わせ。ゲストにスィーツを選んでいただき、それに合わせたフラワーアレンジメントを作り、その後でアフタヌーンティーを楽しんでいただく。という企画でした。

春の花でアレンジメント。テーブルコーディネートは、メゾンディオールの「カナーシェ」と言う食器です。

ディオール カフェで、フランス食器の揃え方や、コーディネートの仕方などのプチセミナーをさせていただきました。


その後、そのセミナーを聞いて下さっていたディオールの方から、「メゾンディオール」の社内研修会の講師のお仕事をいただきました。
ディオールブティックのオープン前の9時から10時20までの90分の講義を2回。

世界のトップブランド ディオールのメゾンの、食器などの商品のリストなどを見て、第1回目はエレメントとセッティングについて、第2回目はテーマに合わせたコーディネートと組み合わせについて、お話しさせて頂きました。

また、大阪、名古屋のディオールさんのイベントでも、「ディオールが愛したバラ」ローズ グランヴィルのお話をさせていただきました。ローズグランヴィルは、ディオールが子供の時に過ごしたノルマンディーの実家の庭に咲いていた香り高く、害虫にも負けない強いバラです。
苗木なので、実際のバラは入手出来ませんが、色や香りが近いバラを選んで飾りました。

ランチ会には、ディオールの社長もお越しになり、皆様は楽しそうで、華やかな雰囲気でした。

そして、秋のイベントは、再びギンザ6のディオール カフェby ピエール エルメで、同じピンクのカナーシェの食器でも、ブドウなどを入れて、秋らしくコーディネート。


すっかりディオールについて詳しくなりました。
ディオール メゾンさんの食器のクオリティは素晴らしく、どれも欲しくなってしまいます。今回、このような素晴らしい勉強のチャンスをいただき、来年の励みになりました。
また今年は、フランス商工会議所さんの雑誌に食器についてのコラムを書かせていただいたり、アルザスワイン委員会様、そしてルレ エ シャトー様のテーブルコーディネートもさせていただき、フランスづくしの1年になりました。
自分でも勉強し直す、貴重な機械を本当にありがとうございました。
2018年も、精進し邁進していきたいと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。鬼頭郁子