富士山が大好きなので、木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)をまつる富士浅間神社にお参りに行きました。
浅間神社は富士山の噴火を鎮めるために建立された神社です。
午前中は、静岡側の富士宮市にある富士山本宮浅間大社にお参りして、午後は、山梨側の北口富士浅間神社へ。
富士山の周りを半周、私はいつも朝霧を通って山梨に向かうのですが、御殿場の方を回る方法と2通りあります。

以前頂いた古いお札を納めて、新しくご祈祷していただきました。
桃山作りの美しい神殿です。

この北口富士浅間神社は、パワースポットといわれ特に女子から人気なのだそうです。桜の化身と言われる木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤビメ)は桜のように美しい女神で、その美しさに、天照大神の孫である邇邇芸命(ニニギノミコト)が一目で好きになり、妻にしたと言われています。子授け、安産、子育て 縁結び、夫婦円満にパワーがあるそうです。
後から知ったのですが、富士山本宮浅間大社が「陽」で、北口富士浅間神社が「陰」。だから「陰」と「陽」セットでお参りすると言いそうです。
いつも、2つの神社のお参りの後は、忍野八海の天祥庵のお蕎麦。
「ぶっかけ」でについてくる焼き味噌が美味しいですよ。

そのあと、今年初めてヤマトタケルが東征の際に富士山を眺め、北口本宮富士浅間神社の創建という大塚丘に行きました。通り過ぎてしまうぐらいわかりにくく、地味な感じの神社でしたが、鳥居を潜ると、ひときわ澄んだ空気です。もともと、古事記が好きで、古事記に載っている神社巡りが好きなので、たどり着いて嬉しかったです。

そして締めは、富士山そのものが御神体という山宮浅間神社。
富士山本宮浅間大社の創建以前に、奉斎された場所で、最も古い浅間神社です。富士山そのものを祭神として祀られた場所で社殿がなく、富士山を直接仰ぎ見る遥拝所があります。
その遥拝所からの富士山です。雲ひとつない晴天で素晴らしかったです。

土曜、日曜には無料でボランティアガイドの方が案内して下さいます。
世界遺産になってから「白糸の滝」が変わったと話してくれたので、久しぶりに行ってみました。
ずらっと並んでいたお土産さんがなくなって、すっかり整備されていました。今まで止まっていた滝の水も流れ始めたそうで、滝幅が広くなっていました。

富士山のパワーをいっぱい頂きました。お休みもいっぱいとって充電したので、生徒さんに喜んでいただけるよう 精一杯、つとめたいと思います。
桜も咲き始める頃となり、またレッスンがスタートです。
そして嬉しいことに、5月25日、シンガポールの「アビランド / ドーム 」ブティックにて、お花とテーブルコーディネートの展示とワークショップを開催することになりました。
Date: 25th May 2018 Time: from 3-5pm
「Modern Japanese table coordination with Haviland .」

アール・ヌーヴォーの巨匠、ドームの花瓶にお花をいけさせていただきます。19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したフランスのガラス工芸家・ドーム兄弟によって創立されたクリスタルです。思いがけない展開に今からワクワクです。