先週から、一人旅でパリへ来ています。
暑いです。
カニクール(猛暑)です。
今回のパリ旅は、ボナパルト家の栄華を巡ります。
また、アルザス地方のコンフィチュールの妖精と言われ、世界中から絶賛される、パティシエール、クリスティーヌ フェルベールさんを訪ねます。
今回、ホテルはいつもと違うエリア。
凱旋門のすぐ近くをとりました。

まずは、令和になってすぐにひょっとしたご縁で知り合ったナポレオン家と深い関係をもつ、コルシカの名門貴族のアンリさんがマルメゾン城などを案内してくださいました。


いつも、ロココとかネオクラシカルばかり見てきたけど、アンピール様式も素敵です。

マルメゾン城は、1799年、ナポレオンがいない間にジョセフィーヌが勝手に購入し、ナポレオンが激怒したというのは有名な話ですが、それでも
ナポレオンは当時のお気に入りの建築家 ペルシエや、フォンテーヌに命じて、マルメゾン城を見違えるほど美しく改修工事をしたと言われています。
ベルサイユ宮殿に比べたら、全然、コンパクトですが、どこも美しい装飾です。

ナポレオンの書斎です。
ジョセフィーヌの亡くなった部屋です。
もう離婚していましたが、亡くなった後、ジョセフィーヌの部屋を訪れたナポレオンは、この部屋で涙したそうです。

やはり、ナポレオンは、ジョセフィーヌを愛していたのですね。
また、マルメゾン城には、バラの庭園があり、品種改良などに力を注いだジョゼフィーヌの功績は、素晴らしいものでした。

ジョセフィーヌの亡骸をおさめている教会です。

マルメゾン城があるパリ近郊リュエイユ=マルメゾンは、すごくおしゃれな街でした。

お金持ちが住んでいる街らしく、ブーランジェリーも、カフェもナチュラルなのですが、洗練されています。週末は、賑やかで、日本でいうと鎌倉みたいなイメージでした。
2016年、フランスで一位になったパテ ド カンパーニュのお店を見つけました。
(翌朝の、早朝のアルザス行きの電車の中で、東駅で買ったポールのパンと一緒に食べました。流石、美味しかったです。)
アルザス行きの前に、フェルベールさんにプレゼントするお花を買いに、ジョルジュ フランソワさんのお店へ。

パリに来る時は、いつもお世話になっています。
優しいジョルジュさんと智子さんと。
パリのご紹介、まだまだこれから続きます。
マルメゾン城までは、パリから、タクシーで20ユーロ。近いのですぐに着きます。
ぜひ、オススメです。
■ Musee national du chateau de Malmaison
住所:Avenue du chateau de malmaison, 92500 Rueil-Malmaison
http://www.chateau-malmaison.fr/(仏語)