「源右衞門窯当主に学ぶ、日本の器の魅力と歴史」にて和モダンコーディネート

クリナップ・キッチンタウン東京で、Dreamia Club様の 「源右衞門窯当主に学ぶ、日本の器の魅力と歴史〜現代の暮らしに沿う、進化する器の舞台裏〜」にて和モダンなクリスマステーブルコーディネートをさせていただきました。

有田から有田焼きの源右衛門窯当主さまがいらっしゃり、日本人が継承してきた器の文化や、有田の歴史を学びました。

源右衛門窯当主の金子社長さまのお話は、単なる焼きもののお話ではなく、それを含めた私達の祖先から継承されてきた暮らしの文化についての興味深いお話でした。

 

 

今回、コーディネートした食器は、ギンザ6 に、メゾン ディオールがオープンする際、テーブルコーディネート研修のお仕事をさせていただき、素敵な家紋の食器を拝見し、「実は、源右衛門窯制作なんですよ!」と教えていただいた物をチョイス。

 

染付けに合わせて、ガルニエのクロス、箸やカトラリーはクリストフルとフランスブランドでコーディネート。 嬉しい事に、ご覧になった方から 「この器、欲しいわ〜」の声が! ところが「ディオールさんに全部納品して、うちには無いんだよ。」との金子当主の言葉に唖然。

 

 

テーブルコーディネーターとしては、このような時は、源右衛門窯さんで購入可能な物を選ぶのが鉄則。 「え〜。食器を選んだ時点で教えてくださいよ」と思わず口にしてしまいましたが、でもそこが、7代目当主らしいのでした。 可愛いマンダリン箸置きは購入可能です。

 

実は、以前、花・芸術文化協会で、有田 源右衛門窯さんに伺った事があります。 その時は、陶磁器資料館や、柿右衛門窯、今右衛門窯、源右衛門お窯を訪ね、その後、伊万里に行き、嬉野温泉に宿泊、次の日がハウステンボスと言う盛り沢山な旅行でした。 以前、一緒に有田を訪ねた生徒様たちも、久しぶりに当主にお会いできて嬉しそうでした。 この様な機会をいただき、ドリーミアクラブさま、ありがとうございました。

 

 

先週は、汐留教室にて、プティ・セナクル代表 石澤季里先生のフランス アンティーク講座 を開催しました。

3回目はガラスについて。 ベネチアグラスやサンルイなど色々なグラスを見せていただきました。

アンティークの世界は深すぎます。 石澤先生の深い知識、探究心、そして優しいお人柄には、感服いたします。 来年は、石澤先生とフランスアンティークマーケット&食卓芸術ツアーを企画したいなと思っています。 石澤先生、また、来年もよろしくお願い申し上げます。

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