鬼頭郁子ダイアリー パリ研修

サロンマダム

ベルナルド ブティック前
会場を提供して下さった
ベルナルド ブテイックの前で
フランスの磁器の歴史について1
フランスの磁器の歴史について2
フランスの磁器の歴史について
ジェフ リー サムさんの花装飾
ジェフ リー サムさんの花装飾が
素敵です。


フォーシーズンズ ホテル ジョルジュ サンク
フォーシーズンズ ホテル ジョルジュ サンク
http://www.fourseasons.com/jp/paris/



エプロンをオーダー中


ヤニック・スージェニーブ氏


スイレンがポイントのブーケ作品


楽しいレッスン風景は
フローリストパリジャン金本久美ちゃんの
ブログでも紹介!

ランジスの花市場へ

国立セーブル磁器製作所を取材



金彩文様は全て24金が用いられ、独特の手法で
2度にわたって施される。



セーブル磁器美術館です。



カメラマンの武田正彦さんです。

セバスチャン マンゴジさんと・・・

リュクサンブール美術館でランチ

2009年6月29日〜7月6日
パリ研修ツアー

パリ1日目は10時にベルナルドブティックに集合。
ワインアドバイザーの井上智子さんによる「リーデル」のワイングラスを使った産地別ワインのテースティング会。
普段、何気なく飲んでるワイングラスもボルドー、ブルゴーニュとそれぞれの味を引き出す産地に合わせたグラスの違いで、味にも違いが。。。
普段テーブルを習っている生徒さんだけに、グラスを興味深げに研究していました。
そのあと、ベルナルド ブティックにてフランスの食器の歴史のレクチャーをうけました。
各時代の食器のデザインを実際に眺めながら熱心に説明に聞き入りました。
そのあとはフォーシーズンズ ホテル ジョルジュ サンクでのランチパーティー。
日頃から、私どもがお世話になっている方々をお招きしての親睦会をしました。

最初はシャンパンとアミューズメントでお越し下さったお客様同士をご紹介。

今回の「ルイ・キャーンズ」というバンケットルームもかなりゴージャス。サービスも良く、お料理もおいしくいただきました。 この日は朝からワインづけで(?)生徒の皆様も笑顔で話が弾んでいました。今回のツア−も宮崎や金沢などいろいろなところから参加いただきました。年齢も24歳から65歳と幅広く、パリが初めての方も多かったのですが、すぐに仲良く打ち解け、なごやかにロビーで記念撮影。

そのあとは「ペネロップ」ブテイックへ。めずらしく半額セールに遭遇し、高級すぎてなかなか手が出ない憧れの刺繍のテーブルクロスをゲット。
いきおいづいて「花・芸術文化協会」の刺繍のロゴ入りのエプロンをオーダー。生地の色やサイズ、エプロンのデザイン、ロゴの刺繍やあしらっていただくお花のデザインなど細部にわたって詳しくオーダー。(後日見積もりが届くそうです。楽しみだけどドキドキ)

次の日はホテルにて、ヤニック・スージェニーブ氏の花レッスン。ホテルロビーに降りて行くと、ところ狭しと素敵なお花がスタンバイ。先生のデモンストレーションの後、近くのフレンチレストランでランチ。午後からはそれぞれがブーケを作ります。ヤニック先生は一人一人、丁寧に指導してくださいます。なるべくフランス産の物を使うことをモットーにしているそうで、どの花も生き生きとしています。(ブーケを束ねていくとさわやかなミントが香ります)
最後はホテルのオーナーからシャンパンの差し入れが・・・
乾杯で盛り上がり楽しいレッスンが終了です。

(テーブルの生徒さんのお花のレッスンは今日1日。お花の生徒さんは明日は、ヤニック先生のブティックでみっちりショップ ディスプレイのレッスンです)

次の朝はランジスの花市場へ・・・
皆様で花を仕入れ、作品を作り、ベストフラワーアレンジメントでおなじみの武田正彦さんに撮影していただきます。
資材屋さんもめぐり、ホテルに帰って水揚げ・・・
夜は皆様で作品づくりです。

次の日の朝、私は 国立セーブル磁器製作所を取材。セーブルは1738年創立。王室ご用達から王立、そして国立製陶所へと変わった今日も、その生産量は極めて少なく、そのほとんどがエリゼ宮や大使館などのオフィシャル用に製作されるため、希少価値は今もなお高く「幻の陶磁器」と呼ばれています。 優雅な美しい色は、長年の研究により開発され、「王者のブルー」は特に有名です。
セーブルは現在、日本には正規代理店が存在しないためますます希少価値を高めています。
そんな比類のない輝きを見せる磁器を武田さんに撮影していただきました。

武田さんとご一緒させていただくのは、私の1冊目の書籍「鬼頭郁子が訪ねるフランスの花とテーブル」以来5年ぶり。。。
武田さんの撮影がはじまると、まるでセーブル磁器に光が集まるようにきらきら輝いて見えました。

再びパリにもどり、パレロワイヤルのセーブルブティックへ。なかなか一般客は入りづらい店構えです。。。。
中に入ると現代を代表するようなコンテンポラリーアーティストたちのコラボ作品がいっぱい。ポンパドール夫人が庇護していたセーブルは「ポンパドールピンク」の磁器が有名です。その磁器に合わせた、バラとラズベリーのブーケを作ってプレゼントしました。

次の日は朝8時30分から武田さんに作品を撮っていただきました。ノートルダムをバックにセーヌ河のほとりや、カフエでの撮影です。
どの写真も美しく生徒さんも大満足。。。・・・

パリ研修の思い出になりました。

パリ最後の夜、お気に入りのレストラン「マリウス エ ジャネット」へ歩いていたら、マンゴジさんのブティックの前でマンゴジさんを発見!
昨年の11月にお目にかかったのを覚えていてくださってブーケをプレゼントしてくださいました。
「嬉し〜い!」

MARIUS ET JANETTE
4, Ave. George V 75008 Paris
(01)47.23.41.88
ジョルジュ・サンク通りにあるシーフードがスペシャリテのひとつ星のお店です。特に、蛎は格別。魚のスープやグリル料理もお勧め!

日本へ帰る日の午前中。ホテル近くのリュクサンブール美術館でLippi展を見に行きました。この美術館はリュクサンブール公園に位置し、王政復古期にルイ18世が同時代の美術家の作品を展示するため開設。美しいリュクサンブール公園(メディチ家から嫁いだマリー・ド・メディシスが設営した庭園)を眺めながらゆっくりランチを堪能。さすがに日曜になので家族連れがのんびりと食事をしていました・・・
以上で無事パリ研修も楽しく終了。

帰りの飛行機で早くも次のパリ研修の企画を立てる私でした。


毎年混んでます。



クリストフル本店の新作展示会
PR担当の方が案内してくれました。

ベルナルド ブテイック

ジル・ポティエさんのブテイックで・・
サルコジ大統領の誕生日のアレンジです

花・芸術文化協会の国際理事の
テリー・ラモアンさんです

オドラントの素敵な店内です。

パリ日記
1月26日〜2月1日
メゾン&オブジェに行ってきました。今年のテーブルウェアはどこのブランドもぎらぎらゴ−ルドの食器が多く、ちょっと日常使いにはインパクトがありすぎて重い感じ・・・。今回、私はJ・Lコケーをチョイス。今年の教室使用の為にオリーブグリーンやブロンズ色の食器などを買い込んできました。
またパリスタイルのブーケ,コンポジションなどのレッスンで使うパリテイストのパニエや花器や雑貨などもたくさん買い込みました。
この時期は食器ブランドの新作発表も多く、次の日はロワイヤル通りのクリストフルへ。ブテイック2階は優雅なサロンになっていて、顧客、バイヤー、メディアの方達で賑わっていました。
ホテル仕様のティーポット・シュガー・クリーマーのセットは手ごろな価格で魅力的でした。日本では9月頃発売らしいです。
展示会なのでシャンパンなどのドリンクやフィンガーフード、スィーツがクリストフルのウェアに美しく用意されていました。
気分よくドリンクを頂いて、次はお向かいのアビランドへ・・・
新作が並ぶ中、生徒さんから頼まれた食器を多量に購入。
インボイスを用意していただいている間に、奥でコーヒーとラデュレのスィーツをいただきました。
アビランドの食器にバラの花びらが載ってるプチフールが飾られていてキュートでした。
次にベルナルドへ・・・。4月にオーベルジュ ド リル トーキョーにて「マリー・アントワネットの食卓」というレッスンをするので、そのご協力のお願いです。PR担当の方が快く承諾してくださいました。
(マリーアントワネットがベルサイユ宮殿で実際に使っていた食器のレプリカをベルナルド傘下のロワイヤルリモージュが今日も作って販売しています)

次の日からはジル・ポティエさん、ステファン・シャペルさん、マリアンヌ・ロビックさんなどのお花屋さんをめぐりました。
どの店内も選び抜かれた美しい花が溢れています。パリのお花屋さんにはスタージュの日本人の女の子が多く、皆親切です。やはり日本の女の子はよく気が付くし、可愛いし、優しいし、働き者なので、パリのフローリストに大歓迎されるそうです。
次の日、うちの協会の理事をして下さっているテリーさんとサンジェルマン デ ブレのカフエ・ フローで待ち合わせ。テリーさんがお昼に良く召し上がると言う「ソニア・リキエル サンド」を真似して注文。ソニア・リキエルの為に作られたと言う、パンの代わりにレタスがトマトとハムをはさんでいるというサンドウィッチではないサンドウィッチをいただきました。(レタスなのでおなかがいっぱいにならない。。。全然足りないから私はタルトタタンを追加)
その後 一緒に歩いてオドラントへ。メイクアップアーティストというプロフィールのエマニュエルさんがお花についての哲学を語ってくださいました。
その後、友人のヤニック・スージェニーブさんのブテイックへ。

次のパリ研修ツアーの打ち合わせをしました。
次のパリツアーは6月29日〜7月6日です。
ヤニックさんの花レッスンやリーデルのグラスを使った産地別ワインのテースティングやテーブルデコールレッスンです。

パリ日記
3月9日
夕方パリ着。友人のパリ在住のフローリスト金本久美さんとヤニック スージェニーブさんのブティックへ明日使用するお花を買いに行く。http://www.yannickatige-deco.biz/index.htmlそのあとすぐ近くのサダハル アオキさんのお店でチョコレートを購入し、いつも足を運ぶ Chapelle Notre Dame de la Medaille Miraculeuseへ。この教会は老舗デパート「ボンマルシェ」の食品館のすぐ近くにあり、毎日「奇跡のメダイユ」を購入しに多くの人がおとずれます。この「奇跡のメダイユ」は修道女カタリナの前にマリア様が姿を現し、「心を込めてメダルを作り人々に恩恵を授けなさい」というお告げを受け作られたもの・・・ 表はマリア様の姿と「原罪なくして宿り給いし聖マリア、御身により頼みたてまつる我等のために祈り給え」というフランス語の文章が入り、裏は十字架と二つの心臓の周りを12の星が囲んでいます。賛美歌が歌われているお御堂で、今回のパリでの作品展の成功をお祈りしました。

3月10日
アビランドのブティックでテーブルの生徒さんを連れて、「パリのマダムのおもてなし」のレッスン。アビランドの社長マダム パリアントのはからいで素敵な先生が待っていて下さいました。

3月11日
早起きしてランジスの花市場へ。朝早くても、ジョルジュ サンクで用意してくれているマフィンとコーヒーを専用車の中でほおばるとホッとします。金本久美さんの案内で明日の作品展のためのお花を購入。作品展のテーマは輪島漆器とフランスの磁器を使っての「日本の歳時記」お花見がテーマの私は大きな桜の枝を購入。端午の節句の方はブルーのアイリスを選択。思い思いに考えながら花材選びをしました。
ジョルジュサンクに戻り、水揚げをしたら、急いでエステル プレストンさんのフラワーレッスンへ。(この日はハードスケジュールでした)エステルさんはクリスチャン トルチュ氏の最後のスタッフとして従事されたあと、クリヨンホテル内のエコール・デ・フルールのマネージャーを経て、現在はパリの英国大使館唯一の専属フローリストとして活躍中です。楽しいかったレッスンのあとは、いよいよ明日の作品展&パーティーの準備。

3月12日
10時から作品の搬入・・・セットアップしてお客様を待ちます。(今回のイベントは日仏交流150周年関連イベントとして在フランス日本国大使館のホームパージでもアップされています)
大使館ホームページhttp://www.fr.emb-japan.go.jp/150/index.html
1月から12月までの歳時記が並んだ会場で。フランスの方々がとてもとても興味深く、喜んでくださいました。素晴らしい輪島漆器をご提供下さったのは株式会社 輪島屋本店さんです。中室耕二郎さん・・お世話になりありがとうございました。http://www.wajimayazenni.co.jp/
ブブロ氏の「カンパイ」で始まったパーティーですが、フランスには祝宴前のグラスを持っての「カンパイ」の発声はないらしく、タイミングがつかめないブブロ氏でしたが、日本のしきたりに合わせて笑顔で掛け声をかけてくださいました。作品展のクリスタルはすべて ロワイル クリスタル ド シャンパーニュさんからのご提供です。
また食器はすべてアビランドさんからのご提供。「好きなだけ、好きなものを使ってね。」との言葉に大感謝です。
一番お世話になったアジア担当マネージャーのデュモラル友宇子さんありがとうございました。友宇子さんとの出会いは本当に偶然。
2004年日本橋三越のフランスフェァで、アビランドの食器があったので近づいてのぞき込んだら、ごそごそかがんで何か作業をしている女の人が・・・ふと見上げて顔が合った瞬間「あなた・・・本出してるでしょ!フランスの花とテーブルの本!私日本に帰ってきて本屋さんに行ってね。買ったのよ!ほらこれ」と言ってバックから私の本を取り出して見せてくれたのがきっかけでした。あまりに屈託のない笑顔で、いきよい良く話しかける友宇子さんに驚きましたが、今ではご自宅に遊びに行ったり、パリに行くたびに連絡をしています。いつもあれこれ面倒を見てくれるチャーミングな方です。
れからペネロップ アソシエーション代表 パトリシア ド サックスさん、ペネロップ出展デザイナーのベネタ キュセルさん、ペネロップ 日本代表の本野千代子先生にもお越しいただきました。
ペネロップは世界大戦で夫を失った婦人のため自宅でできる刺繍の仕事を教え経済的自立を援助する非営利団体です。この経営は貴族など社会的地位の高い女性や、経済的に恵まれた女性たちがボランティアで運営しています。1972年から開催されているペネロップ展(フランスの食卓芸術展)は、いろいろなデザイナーやデコレーターがペネロップの刺繍のリネンを中心に食空間を演出しています。今ではテーブルコーディネートだけでなく、フランスの装飾の歴史やインテリアまで学ぶことができる価値のある展示会になっています。
日本での2005年の展示会でのベネタ キュセルさんのアビランドの食器を使ったチョコレートに囲まれた作品は独創的で印象的でした。そのキュセルさんが、お食事しながら歳時記やお花についていろいろ質問してくださってうれしかったです。
そのほか在仏日本大使館の水谷さん、秋道さん、クリストフルジャパン社長夫人のパスカル・アルマニーさんもお越し下さいました。パスカルさんは普段はパリでお料理教室をされています。今回はお料理教室に行けませんでしたが、今度はドーヴィルの別荘でお料理教室をお願いしたいと思います。。。。またエステルさん、ヤニックさんもお越し下さいました。それからジョルジュ サンクの花装飾を担当しているジェフ リー サムさんも飛び込みで来て下さってびっくり!そして何よりも今回お世話になったアビランドファミリーの皆様本当にありがとうございました。作品展の作品写真は間もなく花・芸術文化協会のホームページhttp://atfweb.org/でアップします。

3月13日
朝、電車でシャンパーニュ地方のエペルネへ。昨日作品展が終わったせいで、もうお気楽気分でハイテンション!ワインジャーナリストの友人 井上智子さんの案内でシャンパンメゾンchampagne de venogeさんへ。http://www.champagnedevenoge.com/
社長さんなのに若くて、ディズニーの白雪姫の王子様に似ていることから、私たちは密かに「シャンパン王子」と命名。
1978年のシャンパンを特別に開けて下さいました。瓶を逆さにして、中のおりを飛ばすのですが、今ではこの開け方ができる人は少ないとか・・・(お年寄りしかできないそうです。さすがシャンパン王子)初めての30年物のシャンパン。おいしいっくて 「しあわせ!」お土産に「ルイ キャーンズ」というも超高級シャンパンもいただいて(ずうずうしく申し訳ございません)しまいました。車で30分ほどのassiette champenoiseへ。最近2つ星をとった若手シェフのレストランと聞いて楽しみにしていました。http://www.assiettechampenoise.com/fr_content/galerie.php
テーブルセッティングもスタイリッシュで(食器はベルナルドでした)お料理もおいしくって大満足の一日でした。

3月14日
パリスタイルのブーケの作品集の撮影のため、10時にコメディーフランセーズ隣のカフェに集合。ふわふわのロマンティックなブーケ、紫のエレガントなブーケなど、グラン・パレやサンルイ島などで順調に撮影が進みました。
フランスでのロケも数回目になるとようやく慣れてきました・・・思い起こせば2003年、「フランスの花とテーブル」での初めてのフランス撮影は「どうしよう。どうしよう」って精神的に大変でした。慣れない土地、お花も思うように手に入らない・・・緊張の連続でした。それが今じゃ「パリに暮らしている人」みたいに肩の力が抜けて、楽しみながら撮影できました。私でも「学習」できたんだなぁ!
この本は秋に出版されます。

3月15日
福岡の「ヴィビューナム」岩瀬満知子さんとアビランドのブティックにプリザーブドフラワーのアレンジをディスプレイにいきました。2008年アビランドの春の新作「フランス庭園」はグリーンが綺麗なかろやかなデザイン。オレンジのプリザーブドフラワーでパリ本店を装飾しました。先日のパーティーのお礼として飾らせていただいたのですが、とても喜んでいただけて良かったです。今日は生牡蠣と海の幸の盛り合わせ&冷えた白ワインで乾杯!

3月16日
午前中グラン・パレで行われている「マリーアントワネット展」を見に行きました。
やはりマリーアントワネットは人気・・・日常に使った小物やインテリアの展示なので、服飾関係の方も多くにぎわっていました。夕方の飛行機で日本へ。たくさんの収穫があった楽しいパリでした。




私のブーケをブテイックのウィンドウに飾って下さいました。

来年の出版をお楽しみに・・

フローリストパリジャンであり、コーディネーターの金本久美さん。私のパリで最も頼れる大好きな友人です。

10月28日〜11月4日
大好きなパリへ。もうパリの街は紅葉がきれいでした。
まずは今月に移転した新しいアビランド ブティックへ。ロワイヤル通りのちょうどクリストフル ブテイックの前でした。
アビランドはフランスでも最高級の磁器ブランド。
迎えてくれたのはアビランドの新しい女性社長 マダム ミリアム パリアント。
ドクターのご主人との間に4人のお嬢様がいらして、昨年のアビランドの新作「マドモアゼル・サミューズ」 コレクションはお嬢様のためにデザインされたものだとか。
アビランドの新しいショップのインテリア、新しいパッケージのカラーやデザインは彼女によるもので、以前は香水会社キャロンの社長をされていました。
忙しい彼女はアビランドの工場があるリモージュへは自家用ジェットで移動とか・・・新しいパンフレットも彼女の別荘のお城で撮影・・・ とってもセレブなのに少女のような優しい笑顔で、お土産に持っていったブーケを喜んでくださいました。
来年の3月、「ジョルジュ サンク」でおこなう私どもの花とテーブルのパーティーに来てくださるお約束をいただきました。素敵なマダムに会えて嬉しかった!
http://www.haviland-limoges.com/

今回パリでの宿泊はジョルジュサンク。「パリで最もサービスが良い素敵なホテル」との評判を聞いて初めての宿泊でした。来年の3月にこちらでパーティーをするので、打ち合わせを兼ねての滞在でしたが、アジア担当の杉山マネージャーがとても親切にして下さって・・・最高にくつろげた滞在でした。
打ち合わせ中の青りんごのジュースとレモンタルトは、パリを歩き疲れた体にほっとするおいしさ!「杉山マネージャー様 ごちそうさまでした。」
バンケットルームも最高にゴージャス!こんな素敵なホテルでパーティーができるなんて幸せな気分でいっぱいでした。
「ル・サンク」のランチも最高においしかったです。(予約したら一番の上席にしていただいたので恐縮ですって感じでした。)
「これからはジョルジュ サンクを定宿にしよう!」と決心。http://www.fourseasons.com/jp/paris/
実は今回のパリは、来年のパーティーの打ち合わせと、もう一つは出版本の撮影でした。
朝ランジスの花市場に行き、水揚げして、アレンジやブーケを作って撮影。
撮影場所はパリから1時間ほど離れたシャトー・ド・ラレイというお城でした。
シャトー・ド・ラレイはジャン コクトーの映画「美女と野獣」のロケになった素晴らしいお城。それはそれはエレガントな写真が出来上がりました。
でも優雅な写真からは想像できないかなりハードな肉体労働。
広いお城を「あ!ティーカップ忘れた!取ってきまーす」「もうちょっと薔薇の花足そうかな?取ってきまーす」なんて。
作業するのに広すぎて広すぎて…お屋敷やお庭を走り回っていました。
今回の撮影のカメラマンは篠あゆみさん。雨宮塔子さんの写真集を撮影した方です。とても素早くきれいな写真を取って下さるカメラマンさんでした。
今回のパリもいろいろな方に出会いました。
(もちろんパリに行くといつもいつもお世話になる方もいて・・・)
やっぱりパリは最高に好きな街です。


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